あなたの運動に伴走します! 第2期三澤学校 受講生の感想第二弾
2026年10月13日 地域生活バリアフリー権利擁護インクルーシブ教育雇用労働、所得保障尊厳生障害女性国際/海外活動欠格条項をなくす障害者権利条約の完全実施

障害者運動に取り組む人材の育成を目指した「三澤学校」の第2期の受講生の皆さんの感想、第二弾です。今回は、第二回の講義についての感想を中心に掲載します。
野元 朋子
私が今回、個人で三澤学校に申し込んだきっかけは、DPI日本会議のピアサポーターさんの存在があったからです。
今回、崔さんの障害者権利条約の講義を受けさせて頂けた事も心から嬉しく思います。
世界と日本の比較や日本と韓国の比較。
私の自分の自治体ともよく似てるので、活かせるかも知れないなと思いました。
講義の中私にとって、インパクトが大きかったのは、崔さんの回答にあった
- 国内人権機関(委員会)の設置
- 差別の有無を、あまり周知されていなくても気にせず、60〜70点あれば良い位の心持ちで良い
- 人権モデルの進んだ国はそもそも、差別をしてはいけないと言われる事がない。
- 法律や条例を変える
- 福祉サービスの充足
- 地域間の格差をうめる
など、多岐に渡って回答下さいました。
地域の格差の問題だけじゃなく、国連や他の国々と比較しても、遅れている部分やまだまだ改善する必要がある事も分かりました。
ただし、日本にも誇れる部分(守り続けたい)がある事も知りました。
- 尊厳死は反対=命を大切にしている。
- 旧優生保護法は二度と繰り返さない。
- 障害年金の制度運営。
などは、日本の誇りでもあり、これからも守り続けていきたいと思います。
それから、グループワークでは、私と似た様な経験を持つ方や立場も障害も違う方々の話が出来ました。
住んでいるところも違うので悩みはもちろん、意見も見方も様々で、私に対しても色んなアドバイスまでして頂きました。
私自身があまりにも嬉しくて、思わず感極まって泣いてしまう場面もありましたが、本当に話せる場所、繋がれる仲間がいるのは、こんなにも心強いのだとつくづく思いました。
グループワークのメンバーの方々にも、感謝の言葉しかありません。
本当にありがとうございます。
実は前回まで、佐藤さんの「運動は面白い。」とは、正直思えるだろうかと不安でした。
こんなにも立場も障害も何もかも違う仲間がいる事を知り、私は嬉しくてしょうがありません。
これからも少しずつでも、横のつながりも大事にしつつ、運動を広げていきたいです。
三浦 舜平(ヒューマンケア協会)
自立生活センターのヒューマンケア協会で働いている三浦舜平です。筋ジストロフィーがあり、ヘルパーさんの介助を受けながら八王子市で一人暮らしをしています。福島県で育ち、大学進学を機に上京しました。
三澤学校では「重度訪問介護を学校や職場でも使えるようにすること」をテーマにしています。八王子市では今、就学中・就労中の重度訪問介護の利用が認められていません。私は大学時代、周りの人に恵まれて通い続けられましたが、それは運が良かっただけで、制度に保障されていたわけではありませんでした。
第2回は、崔栄繁さんから、障害者権利条約における日本の立ち位置や、諸外国の制度から学べることについてお話を伺いました。特に印象に残ったのは、文化的にも近い韓国が国を挙げてインクルーシブ教育などに取り組み、日本より進んでいる部分も多いという話です。
お話を聞いて、「共生社会」という理念を実現するには、掲げるだけでなく、条例や法律という形にしていくことが大事だと感じました。言葉だけでは、「予算がない」「前例がない」と言われたときに押し返す力にはなりにくいと、自分の経験からも感じていたからです。
グループワークでは、茨城や大阪の自立生活センターで働く当事者スタッフの仲間から、「重度障害者等就労支援特別事業」を使って実際に働いているという話を聞きました。実現までの過程や、使ってみての課題まで教えてもらい、同じように重い障害がありながら職場で働いている仲間がいることに、とても励まされました。
これまでは、どこから手をつければいいのかぼんやりしていて、「本当にできるのかな…」と思うことも多かったです。でも今回、「八王子でもできるかもしれない」と具体的なイメージを持つことができ、運動へのモチベーションが一気に上がりました。
これから都内の市区町村の状況を調べたり、当事者の声を集めたりしていきます。「運が良かったから使えた」ではなく、誰もが当たり前に使える制度になるよう、一歩ずつ進めていきたいです。
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