トップページ > 活動報告 > 北海道の障害者福祉行政を考える会 > 北海道立障害児(者)施設と障害者自立生活支援を考える道民集会
1.開催趣旨
北海道は、北海道立の障害児(者)施設のあり方検討を進め、その方針案を策定しようとしています。その内容は、直営施設については、肢体不自由者訓練センターを身体障害者リハビリーテーションに統合、もなみ学園については民間施設に委譲。社会福祉事業団に委託している施設(福祉村、太陽の園、白糠学園)については、入所定員と機能を見直すとしています。
これまで、DPI北海道ブロック会議を中心とする障害当事者団体などは、「北海道の障害者福祉を考える会」を結成し、障害当事者の声を反映すること、自立生活支援に向けて具体的な施策を明らかにするよう運動を進めてきました。しかし、北海道保健福祉部は、障害者の自立生活支援体制を明確にしないまま、道財政の厳しさを名目に、施設の見直しを進めようとしています。
私たちは、障害児(者)施設に投入された人的・財政的資源を、厳しい道財政の穴埋めにするのではなく、障害者の自立生活を支援する体制づくりに活用すべきと考えます。
そのためにも、脱施設を進めている先進的な地域・団体の方々の意見を聞きながら、北海道における障害者が地域で自立した生活を実現するための支援のあり方について、討議していくことを目的に開催いたします。
2.とき 2004年3月28日(日) 13時より16時30分
3.ところ 北海道厚生年金会館ホテル 3F 清流の間
(札幌市中央区北1条西12丁目 TEL011−231−9551)
4.内容
○記念講演
「北海道における障害者施策の現状と課題」
講師 北海道障害者地域生活支援体制検討委員会座長 横井 寿之 氏
○パネルディスカッション
「障害者の地域生活を実現するために」
コーディネーター
知的障害者更生施設松泉学院施設長 光増 昌久 氏
パネラー
宮城県保健福祉部障害福祉課副参事兼課長補佐 宮崎 博之 氏
NPO法人自立生活センターさっぽろ事務局長 岡本 雅樹 氏
地域で暮らせる札幌をつくろうネット! 燕 信子 氏
北海道障害者地域生活支援体制検討委員会座長 横井 寿之 氏
北海道議会保健福祉常任委員会委員長 平出 陽子 氏(民主党)
北海道議会保健福祉常任委員会副委員長 田渕 洋一 氏(自民党)
5.定員 150名
6.主催 北海道の障害者福祉行政を考える会、DPI北海道ブロック会議
7.後援
社会福祉法人北海道社会福祉協議会、社会福祉法人札幌市社会福祉協議会、NPO法人DPI日本会議、札幌いちご会、NPO法人札幌アシストセンター・マザー、NPO法人自立生活センターさっぽろ、NPO法人ホップ障害者地域生活支援センター、NPO法人札幌・障害者活動支援センターライフ、札幌市小規模作業所連絡協議会、気軽に街に出る障害者応援グループ札幌市小規模作業所あしの会、自治労全道庁労働組合(順不同)
8.協力 北海道移動・移送サービス連絡会(STネット北海道)