トップページ > 活動報告 > 北海道の障害者福祉行政を考える会 > 道立障害児(者)施設の見直しに関する方針 >
3)各施設の現状と課題
○知的障害児施設(定員80人:現員48人)
[施設概要]
[現状と課題]
○民間施設においても、自閉症児や自閉的傾向のある知的障害児の受け入れが進んでおり、先駆的、モデル的、専門的役割は終焉ないし希薄化している。
○マカトン法の実践や母子訓練等の成果のほか、入所児の多様化等により、支援の必要性が高いという状況はあるが、療育全般において民間施設との明確な差異はなくなってきている。
○少子化や在宅施策、特別支援教育の充実により、入所児は減少傾向にあることから、利用動向に応じた定員に見直す必要がある。
○入所児の重度化傾向のほか、虐待やADHD(注意欠陥多動性障害)等新たな要因による利用が増加傾向にある。
○入所児童の在宅生活移行を促進する観点から、さらに、地域生活支援方策を検討する必要がある。
○知的障害児施設が地域に設置されてきたことから、札幌市内及び周辺地域からの入所が大半を占めている。