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「札幌市障がい者サポーター会議」への参加
「障がい者による政策提言サポーター制度」は、札幌市の上田市長の政策方針「さっぽろ元気ビジョン」に掲げられている「市民自治が息づくまちづくり」の方策の一つとして創設されたものであり、、DPI北海道関係者がサポーター委員として参画している。
この制度は、障害者の思いや考えを、同じ目線で理解することができる当事者が、障害者の意見の聞き取り役や取りまとめ役となって政策提言を行うことにより、障害者の意見を市政に反映させることを趣旨としている。
この制度は、聞き手となるサポーターと意見を述べる障害者とその家族等により、あらかじめ設定したテーマに基づく懇談会(参加者の募集は、「広報さっぽろ」及び各区役所に案内チラシを配備し自由参加)を2ヵ月に1回程度開催すること及び、毎月1回程度、市役所に会場を設定し、障害者などが直接、サポーターに意見を伝える意見聴取を個別実施している。
サポーターはこれらに寄せられた意見をもとに調整会議を行い、ここでの議論を経て政策提言書をまとめ、9月頃に市長に提出し、翌年4月に提言書の取組状況等について市民に公表することになっている。
なお、サポーターは、市長選出6名と公募の6名の合計12名で構成し2年間の任期となっており、懇話会のテーマ選定や当日の進行など、サポーターが自主的に運営している。
DPI北海道は、当事者参加と主体、そして政策提言をその活動の基本としていることから、この制度を支持するとともに、DPI北海道の理事でありサポーターである当事者との連携した対応を進めていくことが必要である。