トップページ > DPI北海道ブロック会議とは
DPIとはDisabled Peoples'Internationalの略であり、日本語では「障害者インターナショナル」といいます。
1981年、国際障害者年を機に、身体、知的、精神など、障害の種別を超えて自らの声をもって活動する 障害当事者団体として設立されました。
1981年は、国際障害者年でした。「完全参加と平等」というスローガンが大きく掲げられたこの年に、 DPI(障害者インターナショナル)はシンガポールで誕生しました。日本からも多くの障害者がシンガポールに 駆けつけ、1986年のDPI日本会議発足の原動力となっていきます。
世界本部はカナダのウィニペグにあります。現在加盟団体は世界135カ国です。 DPIは国連の 社会経済理事会やWHO(世界保健機構)、ILO(国際労働機構)といった組織に対して影響力を持つ障害当事者 による国際NGO(非政府組織)として、多くの活動を行ってきました。宇都宮病院事件を機に日本の精神病院内の 虐待が国連でとりあげられて、精神保健法が成立したのも、DPIの働きかけがきっかけでした。
また、4年に一度、世界会議を開催しており、日本では、2002年10月に札幌で第6回DPI世界会議札幌大会を 初めて開催しました。DPI北海道ブロック会議は、この札幌大会を契機に、DPI日本会議初の地方組織として、 札幌大会が行なわれた1年後の2003年10月に発足しました。
私たちは、障害種別の壁を越えて、自分たち自身の意思・決定に基づいて生きていくことができる社会を つくることです。もちろん北海道が抱える独自の課題についても、解決していけるように多くの障害当事者と連帯し すべての人々が尊重される社会の実現を目標にしています。
第6回DPI世界会議札幌大会の開会式
(開催期間:2002年10月15日〜18日 会場:道立総合体育センターきたえーる)
このアクセシビリティ化は、平成18年度のNPOアクセシビリティ支援プログラムの助成を受けて実施されました。