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第4回DPI北海道ブロック会議通常総会開催記念イベント

「障害者自立支援法施行に伴う現状と課題を考える」
講演会&シンポジウム

〜2002年10月18日の「札幌宣言」を実現するために〜

1.目的

 2002年10月18日、110の国と地域から3,113名の参加者を迎えた第6回DPI世界会議札幌大会は、4日間にわたる会議を成功のうちに終了した。

 この大会では、「札幌宣言」として国際的には、国連において「障害者権利条約」の制定と各国においては、「障害者差別禁止法」の制定をDPIとして進めていくことを確認した。

 障害者の権利条約の策定については、国連の特別委員会がこれまで、7回にわたって開催され、今年8月の第8回特別委員会から来年1月 の第9回特別委員会にかけて大詰めの段階にあり、来年は主に細部の条文案の調整と条約の手続規定の整備を行い、秋の国連総会において採択される可能性が強くなっている。

 また、障害者差別禁止法制定については、千葉県、宮城県、長野県、山梨県において地方自治体として障害者差別禁止条例を制定する動きがあり、 2009年の障害者基本法の見直しの際には、障害者差別禁止法の制定に結びつけていくことが重要になっている。

 一方、国内の具体的な障害者施策としては、「障害者自立支援法」が、多くの障害者、家族及び福祉関係者の不安の声の中、昨年10月14日に23項 目の附帯決議を加え参議院本会議で可決され、その後10月31日に、衆議院本会議で衆議院厚生労働委員会での2項目の申し合わせ事項の確認をして成立した。

 今回の企画は、こうして成立し今年4月から具体的な施策が始まっている「障害者自立支援法」の施行が障害者に及ぼしている具体的な影響を検証しながら、 現状及び今後の課題等について考え、意見交換を実施し、「障害者が地域で自立した生活を実現する」ものとなることを目的として開催する。

2.主催 DPI(障害者インターナショナル)北海道ブロック会議

3.後援 北海道・札幌市・北海道社会福祉協議会・札幌市社会福祉協議会・DPI日本会議

4.協力 北海道移送・移動サービス連絡会(STネット北海道)

5.開催日時 2006年6月24日(土) 13:00〜17:00

6.会場 札幌市身体障害者福祉センター 3F 大会議室 (西区二十四軒2条6丁目)

7.定員 100人

8.参加費 500円(DPI北海道会員&介助者を除く)  3,000円(交流会)

※当日、受付にて徴収しますが、釣り銭のないようご協力をお願いいたします。

9.プログラム

13:00 開会

開会挨拶 DPI北海道ブロック会議 議長 西村 正樹

記念講演 「障害者自立支援法施行と私たちへの影響」

講師 NPO法人DPI日本会議 事務局長 尾上 浩二

14:15 休憩

14:30

記念シンポジウム「障害者自立支援法施行にともなう現状と課題」

シンポジスト

NPO法人ホップ障害者地域生活支援センター 代表理事 竹田 保 氏

知的障害者更生施設松泉学院 施設長 光増 昌久 氏

NPO法人DPI日本会議 事務局長 尾上 浩二

北海道保健福祉部福祉局障害者保健福祉課 課長 竹林 経治 氏

札幌市保健福祉局保健福祉部障がい福祉課 課長 阿部 裕雄 氏

コーディネーター

DPI北海道ブロック会議 議長 西村 正樹

<指定発言>

北海道盲導犬協会視覚障害者仲間会 会長 佐藤 勝美 氏

NPO法人イコール 理事長 坂内 洋士 氏

北海道青い芝の会 会長 阿部 史郎 氏

札幌みんなの会 会長 三浦 正春 氏

すみれ会 顧問 太田 隆男 氏

北海道精神障害者回復者クラブ連合会 〜 調整中 〜

17:00 閉会

17:30 交流会(〜19:30  会場:3F 音楽室)

<その他関連会議等>

*第4回DPI北海道ブロック会議通常総会(10:00〜11:30)

*2006年度第1回DPI北海道ブロック会議理事会(11:45〜12:00)

10.問い合わせ先

このアクセシビリティ化は、平成18年度のNPOアクセシビリティ支援プログラムの助成を受けて実施されました。

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