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独立行政法人福祉医療機構(高齢者・障害者福祉基金)助成事業

障害者の地域生活移行を実現するためのシンポジウム開催要綱

〜第6回DPI世界会議札幌大会3周年記念イベント〜

1.目的

 障害者施策は、施設から住み慣れた地域での生活を推進することが重要な課題となっている。

 宮城県や長野県では、こうした「誰もが当たり前に暮らせる社会の実現(ノーマライゼーション社会)」を目指して脱施設宣言を行った。

 しかし、現実には、現在、地域で生活していながらも施設入所を希望したり、施設から地域生活に移行できない障害者が多数存在している。

 今回のシンポジウムは、日本の障害当事者運動及び施設の先駆的な実践などから、

 (1) 障害者本人が置かれている現状と地域生活に対する意識について

 (2) 家族が抱える不安や課題について

 (3) 地域の受け入れ体制の課題について

 (4) 入所施設が利用者に対して提供できる支援方法について

 (5) 入所施設の今後のあり方(施設解体も含め)について

を検討して、北海道における障害者の地域生活の実現に寄与することを目的として開催する。

*今回は、実践報告では知的障害者。記念講演では障害当事者による自立生活運動。シンポジウムでは、重度身体障害者を中心とします。

*手話通訳と要約筆記を用意しています。

*11月6日(日)には、知的障害者を中心とした企画と11月20日(日)には、身体・知的・精神障害者全般についての地域生活移行に関する企画が開催されます。

2.主催 DPI(障害者インターナショナル)北海道ブロック会議

3.後援

独立行政法人福祉医療機構(高齢者・障害者福祉基金)助成事業

北海道、札幌市、(社福)北海道社会福祉協議会、(社福)札幌市社会福祉協議会

4.協力 北海道移送・移動サービス連絡会(STネット北海道)

5.開催日時 2005年10月29日(土)10:00〜17:00

6.会場

札幌市身体障害者福祉センター 3F 大会議室(西区二十四軒2条6丁目)

「札幌市営地下鉄東西線二十四軒駅徒歩5分」(点字ブロックに沿って歩くと到着します。)

7.定員 150人(会場の都合上、事前申し込みをお願いいたします。)

8.参加費 無料

9.プログラム

司会 DPI北海道ブロック会議事務局次長 東 智樹

10:00 開場

10:30

開会挨拶 DPI北海道ブロック会議議長 西村 正樹

10:45

実践報告「知的障害者施設における地域生活への移行支援について」

〜西駒郷の施設利用者をはじめとする知的障害者への地域生活支援の実践から〜

報告者:長野県西駒郷地域生活支援センター所長 山田 優 氏

12:00 昼休み

13:00

記念講演「障害者の地域生活を実現するための現状と課題」

〜障害当事者運動(自立生活運動)の理念と実践から〜

講師:東洋大学ライフデザイン学部教授 北野 誠一 氏

14:10 休憩

14:20

シンポジウム

「北海道における障害者の地域生活を実現するために 〜施設から地域へ〜」

パネリスト

北海道保健福祉部障害者保健福祉課主幹 内海 敏江 氏

NPO法人地域生活支援ネットワークサロン事務局代表 日置 真世 氏

身体障害者療護施設わらしべ園施設長 丸山 正雄 氏

DPI北海道ブロック会議議長 西村 正樹

助言者

東洋大学ライフデザイン学部教授 北野 誠一 氏

長野県西駒郷地域生活支援センター所長 山田 優 氏

コーディネーター

北星学園大学社会福祉学部助教授 田中 耕一郎 氏

17:00 閉会

10.問い合わせ先

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