トップページ > 活動報告 > 「障害者の明日を考える」緊急道民シンポジウム > 開催要綱
1.目的
2003年、障害当事者運動は、支援費制度のスタートを目前に、ホームヘルパー派遣における上限設定に大きな不安を抱き厚生労働省に抗議行動を起こした。
その後、2004年には「支援費制度」と「介護保険」の統合(活用)問題では、障害者団体や福祉関係団体では、意見は分かれたが、今後の障害者福祉サービスのあり方について、議論と行動が展開されてきた。
そして、昨年10月12日に、厚生労働省は、日本の障害者福祉施策を大きく見直していく「今後の障害保健福祉施策について(改革のグランドデザイン案)」を提示するとともに12月27日には、「障害者自立支援給付法案」の概要を示した。
今、日本の障害者施策は、大きな転換を迎えようとしている。
しかし、こうした流れは、あまりにも早く、多くの障害当事者や福祉関係者は、その動向をしっかりと確認することも意見や疑問を提起することもできない。
そこで今回のシンポジウムは、「改革のグランドデザイン案」及び今年の通常国会で成立されるという「障害者自立支援給付法案」について、道内の各政党の国会議員と障害当事者、福祉関係者及び行政によるシンポジウムを開催することにより、障害者を巡る施策の現状と方向性及び課題を議論するとともに、あるべき障害者福祉のビジョンについて考え、今後展開される障害者福祉施策に関する国会での議論に道内の障害当事者及び関係者の声を反映し、日本の障害者福祉の発展に寄与することを目的として開催する。
2.主催 DPI(障害者インターナショナル)北海道ブロック会議
3.協力 北海道移送・移動サービス連絡会(STネット北海道)
4.開催日時 2005年2月20日(日)12:45〜16:30
5.会場 札幌市身体障害者福祉センター 3F 大会議室 (西区二十四軒2条6丁目)
6.定員 150人
7.参加費 500円(資料代として)
8.プログラム
12:15 開場
総合司会 DPI北海道ブロック会議 理事 小谷 晴子
12:45
開会挨拶(経過報告を含む) DPI北海道ブロック会議 議長 西村 正樹
13:15
シンポジウム「障害者福祉の明日を考える」
シンポジスト
自由民主党 参議院議員 橋本 聖子 氏
公明党 参議院議員 風間 昶 氏
民主党 衆議院議員 横路 孝弘 氏
日本共産党 参議院議員 紙 智子 氏
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部企画官 大島 一博 氏
(厚生労働省 介護制度改革本部 事務局次長)
ベンチレーター使用者ネットワーク事務局次長 花田 貴博 氏
北風の会 会長 三浦 正春 氏
北海道精神障害者回復者クラブ連合会事務局(DPI担当) 西本 晃一郎 氏
コーディネーター
DPI北海道ブロック会議 議長 西村 正樹
*シンポジストの人数に限界があるため、会場から障害種別を超えた当事者団体を中心に以下の論点の柱に対して各団体の指定発言(原則1回5分以内)を事前に調整してシンポジウムに意見反映する。(主な発言の具体的な柱としては、「審査会」「利用者負担」「移動介護」「グループホームとケアハウス」とし障害特有の課題についての意見も反映する。)
*シンポジウムの議論としては、以下を論点の柱とする。
*シンポジウム当日は、スマトラ沖地震のカンパを受付で実施する。(DPIアジア・太平洋ブロック会議の要請に基づきDPI日本会議が具体的対応を調整中)
16:30 閉会挨拶
16:45 閉会
9.問い合わせ先