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2004年4月28日
北海道知事 高橋 はるみ 様
北海道の医療費助成制度を考える連絡会
代表 小谷 晴子
事務局 札幌市中央区北4条西12丁目1-55
ほくろうビル5F DPI北海道ブロック会議内
北海道の医療費助成制度を考える連絡会
TEL:011-219-5687
FAX:011-219-5688
高橋はるみ知事との面談について(依頼)
拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
高橋知事におかれましては、大きな手術後の復職で、日々大変なご苦労をされているなかで、職務を進められていることとお察しいたします。
また、日頃から障害者の福祉の向上と社会参加の推進にご尽力いただいていることに厚くお礼申し上げます。
さて、私たちは、さる2月27日に高橋知事へ、今回の見直し内容の「1割負担の撤回」と「精神障害者への適用」を求めた「要望書」を提出しました。
その後、担当の「子ども未来づくり推進室」と交渉し、私たちの実情を訴えるとともに、今回の見直し内容である「1割負担の撤回」と「精神障害者への適用」をお願いいたしました。
しかし、3月15日にいただいた知事からの回答は私たちの“声”が届かないものであり、3月24日に今回の見直し内容を含んだ平成16年度予算案は、道議会予算特別委員会で議決されてしまいました。
ただ、与野党各議員の皆さまの私たちの実情へのご理解により、道議会予算特別委員会では「道単独医療給付事業の執行に当たっては、今後の市町村における議論の動向や見直しに伴う対象者への影響などの実態把握に努め、必要な対策を講ずるべきである」という付帯意見が決議され、これは、私たちにわずかな光をもたらしたものと言えます。
私たちは、今回の見直しについて、以下のとおり思っています。
知事として、直接私たち当事者から「重度心身障害者医療費助成制度見直しと当事者及び家族の実情について」の“声”を聞く時間をとっていただきたいと思います。
今回の要望書提出に賛同した142団体を代表して、私たちとの面談の場をもっていただくよう心から重ねてお願い申し上げます。
高橋知事からの心あるご返答をお待ちいたします。敬具