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(5)2.27要請行動(報告)

 2004年2月27日(金)、北海道知事へ要望書、道議会議長へ陳情書を提出。

 午後1時20分に道庁ロビーに各自が集合し、近くにあるホテル(ホテル札幌ガーデンパレス)の会議室にて要望書の提出とやり取りを行なった。

 参加人数は、約90名で会場が一杯となる。

 道側とやり取りをする前に、同じ会場にて道議会事務局担当者に北海道議会議長宛の陳情書を提出する。

 小谷代表の進行で、今回の経過と趣旨について話があり、その後に要望書を読み上げ、北海道保健福祉部子ども未来づくり推進室の熱田洋子室長へ手渡し、引き続き、小谷代表が自分の現況から医療費助成制度が削減されるのは非常に厳しい旨を訴える。その後、ベンチレーター使用者ネットワークの花田さん、障害者の生活と権利をまもる北海道連絡協議会の江刺さん、北海道精神障害者回復者クラブ連合会の小林さんが、それぞれの障害から今回の道方針の実施について異議を唱える。

 北海道の熱田室長は、「障害者の医療費助成だけ削減しているわけではなく、道財政を一律に削減している」「財政状況が厳しい中で、この制度を守るためには負担をお願いして継続することが必要」と話をしたが、会場内からはさらに数名が「憲法で保障している生存権にも関わる」として反対意見などを投げかけた。

 しかし、道側からは、口頭できちんとした回答が得られないとして、小谷代表が3月10日までに文章で回答をするように要望して解散となったが、引き続き参加できる人たちが継続して道政記者クラブで記者会見を行なった。

 記者会見でも道とのやり取りで発言した人たちに加えて数名が発言をして現状と道方針の撤回を訴えた。

 終了後、小谷代表らと数名が協議して、道議会や札幌市への対応などを含めた今後の進め方について、後日協議することで解散した。

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