トップページ > 活動報告 > 「障害者権利条約と障害者差別禁止条例を考える」講演会＆パネルディスカッション開催要綱
１．目的
2002年10月18日、110の国と地域から3，113名の参加者を迎えた第6回ＤＰＩ世界会議札幌大会は、4日間にわたる会議を成功のうちに終了した。
この大会では、「札幌宣言」として国際的には、国連において「障害者権利条約」の制定と各国においては、「障害者差別禁止法」の制定をＤＰＩとして進めていくことを確認した。
その後、国連ではこの権利条約制定のために5回の特別委員会が開催され、制定に向けて本格的且具体的な作業が進行している。
国内的には、様々な課題を残しながらも「障害者基本法」の中に差別禁止が法文に明記されるとともに附則において、将来的に「障害者差別禁止法」制定についての含みをもたせた。
また、地方自治体においては、現在、千葉県において「障害者差別禁止条例」制定に向けた動きが起きている。
かつて、弱者に対する救貧対策として実施されてきた障害者施策は、今、一人ひとりの人権と人としての尊厳に基づく視点から見直される過程にある。
私たちは、来年の「第7回ＤＰＩ世界会議南アフリカ大会」を前に、札幌大会から3年間の国内外の動向を知り、その変化が私たちに与える影響を学ぶとともに「誰もが当たり前の生活ができる社会の実現」と「誰もが尊厳ある人としての人生を送ることのできる社会の実現」に向けて新たな一歩を踏み出すことを目的に開催する。
２．主催 ＤＰＩ（障害者インターナショナル）北海道ブロック会議
３．後援 北海道・札幌市・北海道社会福祉協議会・札幌市社会福祉協議会・DPI日本会議
４．協力 北海道移送・移動サービス連絡会（ＳＴネット北海道）
５．開催日時 ２００５年６月２５日（土）１３：００〜１７：１５
６．会場 札幌市身体障害者福祉センター ３Ｆ 大会議室（西区二十四軒２条６丁目）
７．定員 １５０人
８．参加費 ５００円（記念集会：ＤＰＩ会員＆介助者を除く） ３，０００円（交流会）
９．プログラム
１３：００ 開場
１３：１５
開会挨拶 ＤＰＩ北海道ブロック会議 議長 西村 正樹
１３：２５
記念講演「障害者権利条約の動向と私たちへの影響」
講師 東 俊裕 氏（国連障害者の権利条約政府代表団顧問・ＤＰＩ日本会議条約担当役員・弁護士）
１４：４５ 休憩
１５：００
記念パネルディスカッション「障害者差別禁止条例制定の運動と課題」
パネリスト
千葉県健康福祉部障害福祉課企画調整班副主幹 小森 武彦 氏
日本弁護士連合会弁護士 西村 武彦 氏
札幌市障がい者による政策提言サポーター委員 富田 直史 氏
北海道保健福祉部障害者保健福祉課社会参加グループ主幹 東方 稔 氏
札幌市保健福祉局保健福祉部障がい福祉課課長 大沼 広幸 氏
助言者
ＤＰＩ日本会議条約担当役員 東 俊裕 氏
コーディネーター
ＤＰＩ北海道ブロック会議議長 西村 正樹
１７：００ 閉会
１７：３０ 交流会（〜１９：３０）
＜その他関連会議等＞
＊第３回ＤＰＩ北海道ブロック会議通常総会（１０：３０〜１２：００）
・報告（第21回ＤＰＩ日本会議総会報告）
・議題（2004年度活動経過報告、決算及び監査、2005年度事業、予算及び理事体制等 各案）
＊2005年度第1回ＤＰＩ北海道ブロック会議理事会（１２：００〜１２：３０）
・議題（役員体制）
１０．問い合わせ先