7月17日、早瀬(後藤)久美さんが、薬剤師免許を交付されました。


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早瀬さんは、3年余り前の1998年春、薬剤師国家試験に合格し免許を申請しましたが、「耳が聞こえないものには免許を与えない」等とする薬剤師法の欠格条項によって申請を却下されていました。2001年6月22日、国会で薬剤師法、医師法など医薬安全衛生にかかわる法律の欠格条項見直し法が成立し、 7月17日、厚生労働大臣より免許を手渡されました。

 (同日行われた記者会見で 早瀬さんのコメントから引用)

 本日は晴れて免許交付の日を迎える事ができ、本当に自分のことよりも「やっと障害をもつスペシャリストの幅が広がった」と喜んでいます。これを機に、今後障害者が資格をとったり特別な職に就いたりする時に、いつまでも「障害者なのにすごい!」と言うような事がクローズアップされる世の中ではなく、障害者でも当たり前のように自分の夢をまっとうさせていけるような世の中になって欲しいと切に願っています。


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