聴力による制限 自動車運転免許の交付・更新


○聴力を問わない,聴力障害だけなら運転に問題ない
▲聴力又はコミュニケーション力で一定の制限がある

国・連合 非商業用
バイク,普通自動車など
商業用
大型バス,トレーラーなど
日本
イタリア
スペイン
アメリカ
カナダ
オーストラリア
ニュージーランド
スイス
韓国
EU(欧州連合)
イギリス 意思疎通を重視
スウェーデン
ドイツ
オーストリア
フランス

典拠 2002-2003年度警察庁委託「安全運転と聴覚との関係に関する調査研究」
韓国は韓国DPI調べによる
EU(欧州連合)加盟国数は、2007年現在、27か国
聴覚障害がある運転者に、その国における標準とは異なるミラー装着を求める場合がある国は、米国の一部の州(テキサス州、車外両側のバックミラー)、フランス(車外両側のバックミラー)、スペイン(車外両側のバックミラー及び車内のパノラマミラー)、オーストラリア(車外両側のバックミラー)、韓国(ブロックミラー)。日本では、車外両側のバックミラーは標準だが、上記のとおり、国によって異なる。
聴覚障害運転者マークの表示を求めることがある国は、上の表の中で、韓国くらいである。
アメリカの場合、商業用免許を含めた基本的な考え方として、病気や障害を理由として一律に免許を与えないのではなく、安全な運転ができるよう配慮しつつ、ケースごとに判断することを重視している。非商業用免許では、どの州でも、聴力は問題ではない。
イギリスの場合、商業用免許についても、聴力を判断材料とせず、非常時に乗客等と意思疎通できるかを重視している。その際、音声言語だけでなく、機器の使用等も含む。


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