【UDタクシー乗車拒否を受けて】 「全国一斉行動!UDタクシー乗車運動」 アンケート集計結果を公表します
2023年11月14日 バリアフリー
10月20日(金)に実施した「全国一斉行動!UDタクシー乗車運動」の集計結果が出ましたので公表します。全国17都道府県から延べ109件の乗車のご協力をいただきました。ご参加下さったみなさまに心から感謝申し上げます。
▽「アンケート集計結果」はこちらからダウンロードできます。(パワーポイント) (PDF)
前回調査の2019年と比較して、主なポイントは以下の6点です。
- 乗車拒否は増加 27%➡34.9%
- 電動車いすの乗車拒否が増加
簡易電動16%➡39.5% 電動25%➡42.1% - 東京は乗車拒否が減少 21%➡17.2%
- 東京以外は乗車拒否が増加 29%➡41.3%
- 乗車に要した時間は減少 11.2分➡10.1分
- 研修を受けていないドライバーが増加 2.6%➡14.3%
乗車拒否は残念ながら34.9%と前回調査よりも7.9ポイント増えています。ただし、東京都内は17.2%と3.8ポイント減っており、改善がみられます。
一方で、東京都以外では乗車拒否が41.3%と12.3ポイントも増えており、地方では悪い状況が加速しております。
また、UDタクシーのドライバーに義務付けられている車いす乗車の研修も、受けていないと答えたドライバーが14.3%と増加しています。調査結果の詳細は、上記の「アンケート集計結果」をダウンロードの上、御覧ください。
DPIでは11月13日(月)に国交省自動車局を訪ね、調査結果を報告し、車いす利用者の乗車拒否の改善により一層取り組んでいただけるように、要請を行いました。
全国で、誰もが利用できるUDタクシーの実現を目指し、これからも事業者、メーカー、国交省等に働きかけを続けていきたいと思います。
佐藤 聡(事務局長)
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