「スポーツ施設のユニバーサルデザイン化ガイドブック」が公開されました!
2023年03月22日 バリアフリー
▲画像引用:スポーツ庁のホームぺージより
スポーツ庁は2022年3月に「第3期スポーツ基本計画」を策定し、「スポーツに誰もがアクセスできる」ことを目標に掲げました。(誰もが気軽にスポーツに親しめる場づくり総合推進事業(スポーツ施設におけるユニバーサルデザイン化等推進事業))
これを受けて、地域において住民の誰もが気楽にスポーツに親しめる「場づくり」として、昨年7月に検討会が立ち上がり、スポーツ施設におけるユニバーサルデザイン化に関するガイドブックの作成に取り組んできました。DPIも委員として、7月、8月、11月、2月に開かれた4回の検討会に参加し、意見提起を行いました。
このたびガイドブックが完成し、スポーツ庁のHPで公開されましたのでご紹介します。
▽スポーツ施設のユニバーサルデザイン化 ガイドブックはこちら
主にスポーツ施設を運営する地方自治体や民間事業者向けのガイドブックですが、先進的な事例や、スポーツ実施の障壁の調査研究等も紹介されており、興味深いです。
23ページには「スポーツ施設におけるユニバーサルデザイン化の目指す未来」と題する街のイラストが描かれているのですが、スポーツ施設だけでなく街のいろんな場所に障害者がいて、とっても良い絵だなと思いました。
ぜひ、このイラストのように共生社会の実現に向けて、スポーツの分野でも取り組みが進むことを期待しています。
報告:佐藤聡(事務局長)