東京オリパラ競技大会組織委員会より感謝状を頂きました
2021年11月04日 バリアフリー
DPI日本会議は、今年開催されました「東京2020オリンピック・パラリンピック」のバリアフリー化整備に向けて、様々な検討会への参加、会場やアクセスなどの調査、提言を行う等、積極的に働きかけをしてきました。
このたび、東京オリパラ競技大会組織委員会より感謝状を頂きました。
東京オリパラの競技施設等は、Tokyo2020アクセシビリティ・ガイドラインに基づいてバリアフリー整備を行いました。従来の日本のバリアフリー整備基準は世界から大きく遅れていましたが、このガイドラインは、世界のバリアフリー整備基準であるIPCアクセシビリティガイドをベースにし、策定委員会には多様な障害当事者が構成員となり、当事者参画で策定されたものです。その結果、世界基準のスタジアム整備を実現することができました。
2025年には大阪関西万博、2026年には名古屋アジア競技大会といったビックイベントが今後も予定されています。DPI日本会議はこれからも加盟団体と連携し、世界基準を踏まえ、当事者参画で施設整備を行うように積極的に働きかけていきたいと思います。
頂いたメッセージの一部をご紹介します。
佐藤 聡(DPI事務局長)
(一部メッセージ)
弊会では、障がいの有無に関わらず、すべての人々にとってアクセス可能でインクルーシブな東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を実現し、大会を契機としたハード・ソフト両面でアクセシブルな環境の整備推進に貢献すべく取り組んでまいりました。
大会の様々な面においてアクセシビリティの必要性、重要性を理解し、適切な環境を実現するための骨格となったのが、弊会が事務局を行いました「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたアクセシビリティ協議会」において作成した「Tokyo 2020アクセシビリティ・ガイドライン」であります。
この度、アクセシビリティ協議会及び大会開催への貴団体のご支援とご協力にあらためて感謝の意を表すべく
感謝状を作成いたしましたのでお送りさせていただきます。
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特定非営利活動法人DPI日本会議 様
あなたは、東京2020大会の準備及び運営に深い理解を示され、多大なる貢献をされました。
よってここに、ご協力に対し、深く感謝の意を表します。
橋本 聖子
東光オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員長 会長
2021年11月1日
■2020オリパラに向けてまとめた提言資料(DPI 日本会議バリアフリー部会作成)
- 第一次意見(競技施設のユニバーサルデザインに関する提言、PDF)
- 第二次意見(アクセスに関する提言、PDF)
- 第三次意見(宿泊・標識・接遇等に関する提言)
- IPCアクセシビリティ・ガイド(日本パラリンピック委員会HP)
- Tokyo2020アクセシビリティ・ガイドライン(東京2020組織委員会HP)
- ユニバーサルデザイン2020行動計画(首相官邸HP)