国交省バリアフリー関係の検討会②「鉄道関係取りまとめ〜2026-2030年の鉄道のバリアフリー整備目標決まる!〜」
2025年03月14日 バリアフリー
2月17日に「第4回鉄軌道のバリアフリー化の整備推進に関する検討会」が開かれ、第4次基本方針(2026-2030年のバリアフリー整備目標)がまとまりました。
新たに整備目標に、①プラットフォームと車両の段差・隙間を縮小、②障害者対応型券売機、③拡幅改札口が加わりました。特に段差と隙間の解消については、2023年末時点で2,169番線整備されていますが、2030年度末までに目標値4,000番線となりました。これにより、各事業者で車椅子での単独乗降が可能な駅が増えていくものと思われます。
主な改正点は以下のとおりです。
- ホームドア・可動式ホーム柵の設置番線数 4,000番線
- プラットフォームと車両の段差・隙間を縮小している番線数 4,000番線
- 障害者対応型券売機と拡幅改札が新たに整備目標に加わりました(それぞれ原則100%)
また、目指すべき方向として以下の7つの課題が挙げられています。
①地方部をはじめ利用者数の少ない駅におけるバリアフリー化、②無人駅における対応、③基本構想策定の推進、④プラットフォームと車両の段差及び隙間の縮小、⑤案内表示及び情報提供、⑥列車の予約や運賃・料金の決済、⑦エレベーターの大型化、⑧心のバリアフリー、⑨ICTの活用。
詳細は以下の国交省のHPをご覧ください。
▽鉄軌道のバリアフリー化の整備推進に関する検討会(外部リンク)
こんな記事も読まれています
現在位置:ホーム > 新着情報 > 国交省バリアフリー関係の検討会②「鉄道関係取りまとめ〜2026-2030年の鉄道のバリアフリー整備目標決まる!〜」