国交省からUDタクシーの乗車拒否に関する事務連絡が出されました!〜ユニバーサルデザインタクシーによる運送の適切な実施の徹底について(再周知)〜
2024年12月16日 バリアフリー
12月11日に国土交通省物流・自動車局旅客課からタクシー事業者に対して事務連絡「ユニバーサルデザインタクシーによる運送の適切な実施の徹底について(再周知)」が出されました。10月25日に「全国一斉行動!UDタクシー乗車運動」を実施しましたが、その調査結果をもとに11月に国交省に事務連絡の再発出を要請しておりました。それを受けて今回出してくれたものです。
内容は、2018年(国自旅第185号の2)と2019年(国自旅第191号の2)に出された事務連絡を再周知するするとともに、新たに以下の3項目が加わりました。
- UD タクシーの実車を用いた研修(スロープの設置方法等に関してドライバーによる実技研修を行うこと)の実施
- 車内に車いす乗車を阻害する備品を設置しないこと
- UD タクシーであるにも関わらず、ステッカーを車体表示せず、車いすを乗車拒否することの禁止
また、UDタクシーに関する研修の実施状況及び実施目標の設定状況を定期的に把握して国交省に情報共有することも求めています。
事業者におかれては、障害を理由とする乗車拒否をなくすために、ぜひ、この事務連絡を順守していただきたいと思います。
車椅子ユーザーの方で、UDタクシーに乗車拒否された場合には、ぜひ、以下のGoogleフォームにて、ご連絡ください。
報告:佐藤聡(事務局長)
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