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南アフリカ大使館に表敬訪問をしてきました

2017年12月19日 国際協力/海外活動

南アフリカのハウテン州での、JICA(国際協力機構)草の根パートナー型事業「アクセシブルなまちづくりを通した障害者自立生活センターの能力構築」実施のため派遣されているプロジェクト・マネジャーの宮本泰輔の一時帰国に合わせて、12月15日に南アフリカ大使館に表敬訪問をしてきました。翌日からはクリスマス休暇が始まるというあわただしい時、サイレンス・ロモ駐日大使を初めとして、クズワヨ公使等とお会いできました。

このプロジェクトは独立行政法人国際協力機構(JICA)「草の根技術協力事業」を通じて、DPI日本会議が2016年9月から3年間、南アフリカ共和国ハウテン州にある2ヵ所の自立生活センターの能力強化を行う国際協力活動です。住宅の改築や福祉移送サービスのモデルづくりを通して、障害当事者が主体的にアクセシブルなまちづくりを推進していくことを目指しています。
当団体職員の宮本泰輔(プログラムマネージャー)とスリポーン・ユパ・ミヤモト(プログラムマネージャー補佐)が現地に駐在し、プロジェクトの管理をしています。

▽南アフリカ、現地の過去の報告はこちら
・中古リフト付きバンが日本から南アフリカへ到着!!(2017/10/04)
・南アフリカ共和国で自立生活セミナーを開催しました(2017/11/14)

冒頭、大使からご挨拶をいただき、宮本から、第1フェーズの「障害者地域自立生活センター設立に向けた人材育成」を受けて始まった第二フェーズに当たる現行のプロジェクトの実施状況の説明や、ハウテン州大臣の来日に際しての協力依頼等を行いました。
報告を受けて、大使からは、このプロジェクトが大変重要であること、今後もプロジェクトの進捗状況を教えてほしいこと、車両輸入手続きなどでなにか困ったことがあれば相談してほしい、州大臣来日の際には最大限のご協力をいただけること等を話していただきました。

大使は、このプロジェクトについて、事前に説明を受けられていたようで、こちらの説明を丁寧に聞いてくださいました。州大臣の訪問(2018年2月で調整中)の際にはAJU自立の家(名古屋)と障害者が運営する小牧ワイナリーを見学する旨をお伝えしたところ、南アフリカもワインの生産が盛んであるのでご自分も機会があったら見に行きたいと言われていました。

今後、プロジェクトを通して日本と南アフリカの障害者、その関係者との情報交換や交流をますます広げていきたいと思います。

 サイレンス・ロモ駐日大使(左から3番目)とDPIのプロジェクトメンバー

写真:サイレンス・ロモ駐日大使(左から3番目)とDPIのプロジェクトメンバー

▽プロジェクトの現地駐在員の日々の活動についてはこちらをご覧ください。

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