ネパールで行われている介助サービス履行を求める行動についてDPI日本会議から連帯のメッセージを送りました!
2024年05月17日 国際協力/海外活動
現在、ネパールのカトマンズで、自立生活センターが中心となって介助サービスの履行を政府に求める行動が行われています。
政府は地域生活支援に合意したにもかかわらず、履行されておらず、現地の障害者団体が抗議の断食とデモ行動等を実施しているそうです。
デモの実施組織名は「Street Struggle Committee」(街頭闘争委員会)です。
DPI日本会議からは、昨日、連帯のメッセージをネパールの障害者団体に送りました。
どの国でも、障害者が必要な支援を受けて地域で自立した生活を送れるようになるために、ぜひとも、ネパール政府の介助サービスの履行を求めたいと思います。
■Youtubeで、デモの様子を見ることができます。多くの逮捕者が出ているようです。
■ニュースリンク(ヒンズー語)
以下、自動翻訳です。
「カトマンズ:障害のある人々は本日、カトマンズで15分間の圧力集会を行い、政府に対し無料の地域支援と個人支援サービスをできるだけ早く提供するよう要求した。
シャンティ ワティカに集まった彼らはバドラカリに到着し、プログラムを実施しました。タナフンのディーパック・バンダリは、シャンティ・ワティカで命をかけて戦っている。
昨年3月6日から無期限の座り込みを始めていた。
チャイト 14日、女性・子供・高齢者省とバンダリとの間で、この要求に対処するための合意に達した。
合意によると、5月1日からコミュニティサポートとパーソナルサポートサービスを開始するとした。
このために、3 人のメンバーからなる委員会が設立され、必要なプログラムと基準に関する報告書草案が作成された。
しかし、報告書は履行されなかったとして、バンダリ氏は5月18日から断食を始めた。」
■DPI日本会議から地域支援サービス協定実施闘争委員会への連帯メッセージ
地域支援サービス協定実施闘争委員会へ 2024年5月16日 ネパールの障害者運動の友人の皆様 DPI日本会議は、ネパールで進行中の地域支援・介助サービス問題に関する運動に連帯を表明します。 国連障害者権利条約第19条に明記されているように、障害者が必要な支援を受けながら地域社会で自立した生活を送ることは、私たちの基本的人権です。 私たちは、ネパールにおける権利の実現を求める今回のデモの立場を強く支持するとともに、ネパール政府が自立生活支援の合意事項を速やかに履行することを希望します。 私たちは、平和的なデモが警察による暴力的な扱いを受け、参加者が負傷し、逮捕までされたと聞き、大変驚いています。 私たちはこのような扱いに抗議し、当局に対して以下の点を強く求めます: – デモ参加者への暴力的な扱いを直ちにやめること。 DPI日本会議は常に障害者の側に立ち、私たちの権利実現のためにネパールの障害者運動の仲間たちと共に行動していきます。 心から DPI日本会議議長 |
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