政党/議員と市民社会とのSDGsに関する会合に、平野みどり議長が出席し、障害分野について発言しました
2022年02月04日 国際協力/海外活動
2月2日にSDGsジャパン(SDGs市民社会ネットワーク)が「政党/議員とのSDGsに関する会合〜市民社会からの多様な分野の政策提言を紐付けるSDGsの理念〜」を開催しました。
孤独・孤立への関心が高まっていることを念頭に、大西連さん(自立生活サポートセンター・もやい 理事長 / 内閣官房孤独・孤立対策担当室政策参与)の基調講演に続けて、ジェンダーと教育、障害の分野の市民社会メンバーから分野横断的な「誰一人取り残さない」政策実現に向けて発題をし、自民、公明、立民、維新、国民、等の主要政党の議員と意見交換を行いました。
ジェンダー、教育、障害の3分野から「貧困」と「誰一人取り残さない」を基軸に発言が求められました。障害分野からは平野みどり議長が参加しました。
平野議長は、17目標のうち、①貧困(障害基礎年金の拡充他)、②健康・福祉(介助保障、感染症対応他)、③教育(インクルーシブ教育)、④ジェンダ―平等(交差性の視点の必要他)、⑤住み続けられるまちづくり(バリアフリー、防災他)について資料を準備し、持ち時間が3分と限られていたため、コロナ禍でのトリアージの危機問題、インクルーシブ教育こそがインクルーシブ社会を作ること、障害者権利条約(CRPD)と女性差別撤廃委員会(CEDAW)の両面から障害女性の課題を考えることの必要性について発言しました。
障害者権利条約の実施におけてSDGsの視点は重要であるので、SDGsにおいても障害がもっと認識されるよう、DPI日本会議は今後とも国内外のSDGs関連団体との連携を進めていきます。
報告:中西由起子(副議長)
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