【訃報】DPI世界議長のレイチェル・カチャジャさんが9月3日に逝去されました
2020年09月07日 国際協力/海外活動
レイチェル・カチャジャさんは、DPIではアフリカを代表する世界評議員として、また女性障害者を代表する副議長として、また現在は世界議長として、長らく世界の障害者運動の先頭に立ってこられました。マラウィではその功績が認められ、2013年には障害・高齢問題大臣に任命されています。
写真:レイチェル・カチャジェさん(DPI Untedホームページ(外部リンク)より転載)
DPI日本会議との関係も深く、2002年の札幌での世界会議で初来日されました。その際彼女と討議したJICAのアフリカ障害者の本邦研修は対象を南部アフリカ、その後アフリカ全土に変えて、昨年まで続き、多くのアフリカの障害者リーダーを育てることができました。
ご自身も第一期研修生として2003年に再来日され、特に女性障害者に関する研修時間が少ないことを指摘されたことを覚えています。
また第一期研修評価のためDPI日本会議のメンバーがマラウィを訪れた際には、自宅に調査団を招きご主人とともに歓待してくださいました。
現在は世界議長として、私たちとともにDPIの統一・強化のため先頭に立って働かれていたので、彼女の逝去はとても残念です。
DPI日本会議副議長 中西由起子
▽DPI日本会議議長平野みどりが送った追悼文は、以下からダウンロードできます(英語、ワード)