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JICA(国際協力機構)の課題別研修(11月27日~12月15日)が始まりました

2023年12月05日 国際協力/海外活動

JICAの研修員の皆さんと平野と佐藤

DPI日本会議は、「障害者権利条約の実践のための障害者リーダー研修」に講師陣を派遣しています。研修員は、ルワンダ(男性、視覚障害)、スリランカ(男性、視覚障害)、南アフリカ(男性、脊損)、ウズベキスタン(女性、脳性麻痺)からの4名です。

平野議長と熊本の東さん、西村副議長と研修員

東さんの講義の様子

国ごとに状況は違いますが、まず1週目はDPIの誕生や日本の障害者運動の歴史と権利条約への取り組みを学び、参加4か国のそれぞれの経験や課題を持ち寄りました。

平野と話すウズベキスタンの女性研修員

東さんと握手する研修員(車いすユーザー)

講師陣と研修員らで集合写真

食事会の様子

この週には、八王子のヒューマンケア協会も訪問しました。研修員のうち3人は、初めての電車での移動!さて京王線のアクセスはどうでしたでしょうか?!

京王線に乗る研修員の皆さん

ヒューマンケア協会での研修の様子

2週目は、東京から沖縄に飛び、自立生活センターの役割や活動をCILイルカで学びます。イルカの皆さんにはお世話になります。イルカでは、恐らく研修生には初めてのピア・カウンセリングも経験してもらいます。

また、イルカや障害のある生徒や家族の働きかけにより沖縄で実践されている「インクルーシブ教育」の実践の現場も訪問します。研修員の中の二人は母国では教員なので、特に関心が高いのではないでしょうか。

3週目は、いよいよ権利条約の実現のためのロードマップを各人がその国の状況に基づいて作成していきます。このワークショップはバンコクから宮本泰輔さんが担当します。皆、最後まで元気で研修を終え、たくさんの学びや気づきをそれぞれの国に持ち帰られますように。私たちも頑張ります!

報告:平野みどり(議長)


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