4月22日(月)インクルーシブ教育を求める川崎裁判傍聴・報告集会報告
2019年04月26日 インクルーシブ教育
4月22日(月)午前11:00から横浜地裁101号法廷にて、光菅和希くんの地域の小学校への通学を早期に認めるよう訴えている裁判、その後裁判報告集会が行われました。
和希くんは、先天性ミオパチーという難病で、人工呼吸器を使用し、たん吸引などの医療的ケアを必要としていますが、母親の付き添いで地域の幼稚園に通っていました。
そのため、小学校も地域の学校へ通うことを希望しましたが、教育委員会は就学先は特別支援学校が適切であると決定しました。
これは、障害者差別解消法などに違反しているとして、和希くんと両親は県と市の教育委員会を訴えています。
この日は、裁判傍聴に約40名の方が駆けつけました。
11時に開廷し、本日のスケジュールの確認、書類の確認の後、原告ら訴訟代理人である向川弁護士より、意見陳述書が読み上げられ、閉廷しました。
その後、弁護団と裁判官らは進行協議のため別室へ移動、傍聴者は隣の弁護士会館へ移動し報告会となりました。
次回は、6月3日(月)14:30からです。時間が変更となるのでご注意ください。
また、次々回は、7月8日(月)14:30からです。傍聴席にはまだ若干の余裕があります。
全国から応援に駆けつけていただき、傍聴席をいっぱいにしてこの裁判への関心の高さ、重要性を訴えていきたいです。
和希くんが希望する地域の学校生活に通学でき、小学生としてのかけがえのない時間を、地域の友だちと一緒に学べるようにご支援・ご協力をよろしくお願いします。
報告:岡部 夏実(DPI事務局員)
▽写真:報告会の様子