優生手術被害を問う―横浜で開催されるDPI日本会議全国集会
6月2日 障害女性分科会にぜひご参加を
旧・優生保護法(1948~1996年)下で強制不妊・断種手術の被害を受けた被害者への謝罪・補償を求める裁判は1月30日に仙台で、 5月17日に北海道・仙台・東京で始まりました。また 5月21日前後には全国一斉弁護団 ホットライン(電話・ファックスによる無料相談)が実施されます(詳細は「優生手術に対する謝罪を求める会」Facebookページ等をご覧ください)。
全国に動きが広まりつつあるなか、DPI日本会議では、 6月2日(土)開催、第34回DPI日本会議全国集会in神奈川での午後の部 (13:30~16:30) において、分科会「旧優生保護法被害者の語りを通して~国家賠償請求と経過、今後に向けて~」を開催します。
障害女性部会が企画し、登壇者として提訴された原告のお二人、仙台の被害者の佐藤由美(仮名)さん義姉の路子 (仮名) さん、仙台の飯塚淳子(仮名)さんのお話を、長年苦しんできた被害者に寄り添いこの問題に光をあててこられた利光恵子さん(優生手術に対する謝罪を求める会 )の同席のもとお聴きします。また、 今まで社会に知られていなかったろう者の被害について、現在団体での全国調査を行っているろうあ連盟から中西久美子さんがお話くださる予定です。
尾上浩二 DPI日本会議副議長は、 5月17日(木)の東京での提訴後の集会で、優生手術は障害者を「あってはならない存在」とみなす優生思想に基づくものであり国の責任において早急に被害者への謝罪と賠償等を実施すべきであること、また 1970年代に自治体行政主導で行なわれた「不幸な子どもの生まれない県民運動」と優生手術実施の促進は連動していたことについて指定発言し、上記DPI日本会議全国集会in神奈川での優生分科会への参加を呼び掛けました。
ぜひ多くの方にご参加いただきたく、ご案内します。
(なお全国集会での手話通訳等情報保障について、地元実行委員会の尽力で準備中です)。
▽こちらのページから参加お申込みください。
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