1月27日(水)はミスタードーナツを食べよう!
~障害者リーダー育成事業に役立てられます~
2021年01月26日 お知らせ
1月27日はミスタードーナツ創業の日で、この日の売上の一部が障害者リーダー育成のために役立てられます。
ダスキンは1981年から「ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業」を実施し、多くの障害者が欧米に留学し、自立生活運動などを学び、帰国後に日本の障害者運動を引っ張ってきました。
DPIや加盟団体にもOB/OGがたくさんおり、実は私、佐藤もOBなのです。1993年にグループ研修に参加させて頂き、2週間アメリカの4都市を周る機会をいただきました。
当時、日本にはバリアフリーの鉄道路線がなかったので、ロサンゼルスでバートというバリアフリーの鉄道を乗りにいって、エレベーターがすべての駅に整備されて自由に乗れることに感動しました。
さらに、自立生活運動の父とも言われるエド・ロバーツもまだご存命で、御本人の講演も聞くことが出来ました。とても重度で呼吸器付けて電動車いすに乗っていたのですが、自分も空手が出来るから攻めて来いとか、イルカと泳いでいるとか、ちょっと私の理解を超えるポジティブな人で、こういう自由な発想の人だからこそ、自立生活という新しい理念を生み出せたのだなと納得しました。
セントルイスでは、みんなでカージナルス(メジャーリーグ)の試合を見に行って、10数名の車いすが一緒に観戦を楽しめるスタジアムのバリアフリー整備にとても驚きました。
アメリカで出会った障害者はみんなポジティブで、人生を楽しんで、とても輝いていて、自分も日本をこんな国にしたいと思い、帰国後は一層活動に力が入りました。今の活動につながる素晴らしい経験をダスキンに与えていただいたと思っています。大感謝です。
事務局員の笠柳も今年度の研修生に選ばれて、アメリカに留学予定です(コロナ禍で延期になっていますが)。
さらに、1999年からは「ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業」も実施し、アジアの国々から多くの障害者が来日して研修しています。日本の障害者運動を学び、帰国後に自分の国で活動を始めています。パキスタン、韓国、ネパール、台湾、カンボジア、モンゴルでは帰国研修生が自立生活センターを立ち上げて、仲間を支援し、一緒に運動を展開しているのです。
この素晴らしい事業を今日まで継続して実施してくださっているダスキンに感謝!
これからも日本やアジアの若い障害者が素晴らしい学びの機会を得られるように、ぜひ、みなさん、1月27日はドーナッツを食べて応援しましょう!
事務局長 佐藤 聡
▽公益財団法人ダスキン愛の輪基金のホームページはこちら(外部リンク)
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