11月19日(日)障害者権利条約の審査・総括所見を活用した国内法制度整備事業 2023タウンミーティングinみやざき(キリン福祉財団助成事業)
2023年10月13日 イベント障害者権利条約の完全実施
目的と内容
総括所見では、日本の障害者施策に対して90以上の勧告がされています。特に条約第19条―施設や病院からの脱施設・地域移行と第24条―インクルーシブ教育について、国連の委員会の関心が特に高く、日本政府に対してその実現に向けて「強い要請」がされています。
第19条は障害のない人と平等の選択の自由をもって地域で自立した生活する権利があるとし、施設など特定の生活様式を義務付けられない、という脱施設条項、自立生活条項であり、インクルーシブ社会の実現を目的としています。
しかし、全国で20万人の障害者が施設で生活をし、入所待機者も多いです。また精神科病院には17万人が一年以上入院しており、平均入院日数は世界最長となっているのが現状です。
また、教育ついては、全国で子どもの数が減っているにもかかわらず、10年前に比べ、特別支援学校に在籍する子どもの数は1.3倍、支援学級に在籍する子どもは2.4倍に増えている現状があります。
そこで、本タウンミーティングでは、障害者が入所施設や病院ではなく、障害のない人とともに地域で暮らすことができるインクルーシブ社会の実現のためには何が課題で何が必要か、これから何をすべきか、宮崎県の現状をふまえつつ考える場を作ることを目的とします。
日時:2023年11月19日(日) 14:00~17:00
場所:宮崎市民プラザ 4階ギャラリー
所在地:〒880-0001 宮崎県宮崎市橘通西1丁目1
方法:対面方式
対象:どなたでも参加できます
手話通訳、PC要約筆記、その他情報保障(点字、データ資料等)
参加費:無料
参加申し込みをいただいた方でご寄付をしていただいた方には、領収書に加え、DPIが2023年9月に作成したばかりの総括所見解説冊子をお送りいたします。
タウンミーティングをより深めるため、ぜひご検討ください。
■参加申し込みは以下のフォームからお願いします
プログラム(敬称略)(変更有)
14:00 開会
開催団体挨拶 今村 登(DPI日本会議常任委員・事務局次長)、岩切文代(YAH!DOみやざき 代表理事)
助成財団ご挨拶 大島宏之(キリン福祉財団常務理事・事務局長)
来賓ご挨拶
14:15 講演「国連障害者権利委員会の日本に対する総括所見について」
崔 栄繁(DPI日本会議議長補佐)
15:00 脱施設・地域移行についてDPIの取り組み
今村 登
15:15 休憩
15:30 シンポジウム「宮崎から発信!インクルーシブ社会をどう実現するのか」
シンポジスト:
金丸朱美(特別支援学校教諭)
今井心子(バリアフリーサークルこゆ理事長)
下茂保宏(西都市障害者(児)基幹相談支援センターセンター長・主任相談支援員
コメンテーター:崔 栄繁
コーディネーター:山之内俊夫(YAH!DOみやざき副代表・事務局長)
16:55 閉会の挨拶 新坂真子(YAH!DOみやざき)、岡部夏実(DPI日本会議事務局長補佐)
17:00 終了
事務局、連絡先
◆障害者自立応援センターYAH!DOみやざき
〒880-0842 宮崎県宮崎市青葉町52-1
電話:0985-31-4800
メール:yahdo☆r9.dion.ne.jp(☆→@)
担当:山之内俊夫
◆認定NPO法人DPI日本会議
〒101-0054東京都千代田区神田錦町3-11-8武蔵野ビル5階
電話:03-5282-3730
メール:office☆dpi-japan.org(☆→@)
担当:崔(さい)、岡部(おかべ)
◇主催:認定NPO法人 DPI日本会議
◇共催:YAH!DO みやざき
◇助成:公益財団法人キリン福祉財団
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