【受付終了しました】
7月18日(日)「みんなで楽しもう!映画上映文化祭2021」開催のお知らせ
会場定員は通常の半分にし、会場の機材の消毒、入口の手指消毒用アルコールの設置、検温、
定期的な空気の入れ替えなど感染防止対策を徹底の上、実施します。
みんなで楽しむ芸術の文化祭、再び!
2018年度は視覚障害者や聴覚障害者、盲ろう者といった感覚障害者も楽しめる映画上映をめざし、字幕・音声解説がついた「バリアフリー映画上映会」を三重、静岡、東京で3回開催し、情報保障を必要とする多くの方に映画を楽しんで頂くことができました。
2019年度はバリアフリー映画上映第2弾として、発達障害、精神障害、知的障害者のみなさんも安心して楽しく過ごせる映画上映文化祭を開催しました。
2021年度も、引き続き、誰もがともに楽しめる新しい映画鑑賞のあり方を追求していきます。
既存の映画館では、鑑賞が難しい障害者やその家族がいます。
例えば、じっとしつづけるのが難しい発達障害者や大声でのコミュニケーションを必要とする知的障害者、暗く閉鎖的な空間に恐怖心などを抱くことのある精神障害者などにとって「映画館など一つの空間に静かに座り続けて映画を楽しむ」ことは、現状では大きな困難となっています。
また、呼吸器ユーザーなどは、呼吸器の動作音が沈黙や静止を求められる場で「迷惑だ」と言われたという声も聞きます。
街なかに増えたシネマコンプレックスなどでは「上映中はしゃべらないでください」「物音を立てないでください」といった文言が必ずといっていいほど用いられ、観客たちは他の観客へ「迷惑がかからないように」注意喚起されます。
もしかしたら、様々な障害を持ち、配慮を必要とする人々にとって、今現在の映画館等のありようが「自分(もしくは子ども)が迷惑をかけてしまうかもしれないし、自分もしんどい思いをするかもしれないので、本当は大きなスクリーンで映画を楽しみたいけれど、我慢をしている」という状況を生んでいるのではないでしょうか。
しかし、映画上映とは本来、「誰もが」楽しめるものであってほしい、という願いを私たちは持っています。
このイベントでは、障害種別や有無・年齢・性別等を問わず誰もが楽しめる障害者文化芸術、「バリアフリー映画上映文化祭」の開催を通じて、誰もがその人らしさのもとで文化芸術活動を享受できる環境づくりをめざします。
楽しいことならなんでもOK! 一緒に楽しい一日を過ごしましょう。
この映画上映文化祭の特長!
この文化祭は、映画上映中や誰かが話している間でも、自由に移動することも、必要だったらおしゃべりしたりしてもOKなのです!
私たちDPI日本会議のめざす「インクルーシブ社会」では、いろいろな人が「その人らしさ」を共鳴させて奏でて生まれる「いい意味でのごちゃまぜハーモニー」が響き渡ります。
映画上映中に席を離れることも、必要な人はクッション等を持ち込んで横になって観賞することもできます。
面白い場面で大声で笑ったり、感動する場面で大いに泣いたり、登場キャラクターを応援したり、音楽に合わせてリズムに乗ってみるのも楽しいと思います。
会場内では障害当事者による絵画作品の展示も行う予定です。
さらには、まちのバリアフリーを守るヒーロー、「ダンサナクセイバー」の動画を観られるチャンス!
「えっ、ごちゃまぜって、こんなに楽しいの!」という驚きを、たくさんの皆さんと共有したいです☆
この「みんなで楽しもう! 映画上映文化祭」は、来てくれる皆さん一人ひとりが主役です。さまざまな障害者文化芸術を見て・聞いて・笑って、「楽しい!」空間を一緒に作り上げましょう♪
プログラム(予定)
2021年7月18日(日)11時00分~16時30分で開催します!
○プログラム
11時~11時15分 開会あいさつ等
11時20分~13時11分 映画上映①「耳をすませば」(1時間51分)
字幕・音声ガイド付き。音声ガイドはオープン方式で、会場全体に流れます。
13時11分~14時10分 昼休み※館内で昼食は食べられません。
(1階にカフェ、コンビニがあります。地下2階のイベントスペースは飲食可ですが椅子の数は少ないです。25階展望ラウンジ、椿山荘(営業終了)は利用できません)
写真:左から1階コンビニ、1階カフェ、地下2階イベントスペース
14時10分~14時20分 ダンサナクセイバー動画上映
14時25分~14時50分 バリアフリー映画についてのトークセッション
14時55分 映画上映②「道草」(1時間35分)
字幕・音声ガイド付き。音声ガイドはFMラジオによるクローズ方式です。希望者の方全員に、音声ガイド用の機械をお貸し出しします。
16時30分 上映終了
▽映画祭当日のパンフレットはこちら(A4判二つ折り、PDF) テキスト版はこちら(ワード)
映画「道草」ストーリー
暮らしの場所を限られてきた人たちがいる。
自閉症と重度の知的障害があり、自傷・他害といった行動障害がある人。
世間との間に線を引かれ、囲いの内へと隔てられた。そんな世界の閉塞を、軽やかなステップが突き破る。
東京の街角で、介護者付きのひとり暮らしを送る人たち。
タンポポの綿毛をとばし ブランコに揺られ、季節を闊歩する。介護者とのせめぎ合いはユーモラスで、時にシリアスだ。
叫び、振り下ろされる拳に伝え難い思いがにじむ。関わることはしんどい。けど、関わらなくなることで私たちは縮む。だから人はまた、人に近づいていく。
会場:文京シビックセンター26階 スカイホール
住所:〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
- 東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分
- 都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分
- JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分
参加費:無料
定員:20名(先着順) 定員に達したため、受付終了しました
情報保障
PC文字通訳、手話通訳、点字資料、データ資料有り
映画上映①「耳をすませば」には字幕と音声ガイド(オープン方式)、映画上映②「道草」には字幕と音声ガイド(クローズ方式)、がつきます。
■主催、問い合わせ:DPI日本会議
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-11-8武蔵野ビル5階
電話:03-5282-3730 FAX:03-5282-0017 メール:office@dpi-japan.org
◆協力:NPO法人アクセプションズ
◆助成:公益財団法人キリン福祉財団
※新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、変更または中止となる場合がございます。
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