3月25日(土)~学校の「あたりまえ」を問い直す~ 激論!コグトレ 松森VS山口(DPI加盟団体「障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議」共催イベント)
文科省は「特別支援教育制度を廃してインクルーシブ教育にパラダイムシフトを!」という国連障害者権利員会の勧告を意識してか、「通級指導教室」大幅増(全校配置)などを言い出しています。通常の学級に在籍する発達障害の子ども「8.8%キャンペーン」と相まって、「通級指導教室適当」の新しい「障害児作り」を警戒する必要があります。
一方この動きを受けて、「通常学級についていける」ようにするための「コグトレ(認知トレーニング)」が一層流行の兆しを見せています。認知トレーニングによって子どもの力を高めていこうという手法は、古くからあります。
コグトレはこれらとどう異なるのでしょうか?「薬を使わないコグトレ」に、「副作用」は無いのでしょうか?そもそも、コグトレにはどういう狙いがあるのでしょうか?
今回は「ディベート」の形をとって、その功罪、光と影を検証したいと考えました。山口と松森がコグトレ擁護派と反対派にわかれて、熾烈な議論を交わします。第二部のフロアディスカッションでは、それを踏まえて参加者皆さんの熱い議論を期待しております!
日時:2023年3月25日(土)14:00~17:00
13:30 開場
14:00~15:30 開会あいさつ・対論
(パネラー:松森俊尚・山口正和 コーディネーター:牧口一二)
15:45~17:00 フロアディスカッション
会場:人権平和センター豊中 4階ホール
〒561-0884 大阪府豊中市岡町北3丁目13番7号
アクセス:阪急宝塚線・岡町駅より西へ500m
*阪急豊中駅は工事のため3月下旬までエレベーターが使えません。車椅子の方、ご注意ください。
(梅田→岡町は、普通電車で16分・駐車場はありません。駅周辺のコインパーキングにお願いします)
先着100名・参加費不要・要予約!(感染症対策のため、人数制限されています)
■申し込み受付け期間:3月1日(水)~3月20日(月)
予約は出来るだけメールで、下記連絡先へお願いします。
参加者の住所・お名前・アドレス(電話番号)・参加人数・参加形態(会場・ZOOM)をお知らせください。ZOOM参加の方は後日URL等をお知らせします。
感染症対策は十分に行います。会場参加者は当日、自宅で検温の上、発熱・体調不良等のないことを確認の上ご参加ください。
■連絡先:障大連事務所(担当:西尾)
メール npo-oil☆mbd.nifty.com(☆→@)電話:06-6748-0646 ファックス:06-6748-0673
論客
松森俊尚さん(元寝屋川市立小学校教員・「街角の共育学」など著書多数)
テレビでコグトレを紹介するニュースを見たことがきっかけでした。コグトレ、ユニバーサルデザインの授業、百マス計算、学校スタンダード…本当に必要なんでしょうか。多様性の尊重、SDGsなどと言いながら、学校・教室で子どもの権利、人権は守られているのでしょうか。
山口正和さん(元小学校・養護学校教員、現相談支援員)
コグトレは「ともに派」のみなさんからは目の敵にされているようですが、実際の現場では多くの先生方が使われています。また保護者の方々からも支持されています。これらの事実はコグトレが単なる理論ではなく、具体的な効果があることの証左です。冷静な議論を期待しております。
〇コーディネーター 牧口一二さん自己紹介
1937年大阪市生まれ(85才)。1才の頃ポリオにかかり「障害者」の資格?を得る。6才の春、母におぶわれて小学校へ出向くも、第二次世界大戦中で「空襲の時に危険」と入学を断られる。敗戦後小学校入学。体育は見学、遠足・旅行は不参加 (高校最後の旅行は参加、級友におぶわれて阿蘇の頂へ)。小・中・高・美術学校と地域の学校卒。
美校卒の3年後、学友とデザイン会社設立。30才の頃から障害者市民運動に参加。80年ばかり「障害者」をやってきて、特別な人間と思ったことは1度もない。だけど今思うと「障害」以外に自分の取柄がないことに気づき、驚くばかり。
◇主催:劇団金夢太郎飴・「障害」児・者の生活と進路を考える会・障害者の高校問題を考える大阪連絡会
◇共催:障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議・学びをひろげる わたしと○(まる)人の会
◇後援:豊中市教育委員会(申請中)
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