11月29日（月）「日本とブラジルをつなぐ、障害当事者による新型コロナウイルス感染予防啓発活動」の事後調査報告会を開催します（主催：JICA東京）

2021年11月17日イベント国際協力／海外活動

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ブラジル HIV/AIDS予防の啓発事業

講習会の様子

2021年5月から2021年9月までDPI日本会議が実施していた、障害当事者による新型コロナウイルス感染予防啓発活動『ブラジルろう者組織の強化を通した非識字層の障害者へのHIV/AIDS教育』の報告会を行います。是非ご参加ください。

ブラジルでは、障害を持つ人々は教育を受ける機会が妨げられていたり、情報へのアクセスが限られていることにより、新型コロナウイルス感染症に関しても正しい情報を得られていない場合が多い現状があります。

本活動では、過去に実施されていた草の根技術協力事業「ろう者組織の強化を通した非識字層の障害者へのHIV/AIDS教育」（通称たんぽぽプロジェクト）の事後調査とフォローアップ活動として、特に情報バリアに直面しているブラジルの貧困地域の障害者を対象とした新型コロナウイルス感染症感染予防啓発活動を実施しました。

草の根技術協力事業のカウンターパートであった現地の障害当事者（たんぽぽメンバー）の人々や現地政府と協働し、聴覚障害者の方をはじめとする地域の障害者が必要な情報と予防知識を得られるよう、オンラインでの啓発研修の実施、啓発動画の作成、配信や啓発資料の作成、配布、地域での啓発ワークショップの開催といった活動に取り組みました。

先行事業の知見が今回の予防啓発活動にどのように活かされたのか、遠隔での活動運営、障害当事者自身が支援の担い手となった本活動で工夫したこと等を実施団体からご報告いたします。

当日はブラジルの障害当事者とも回線を繋ぎ、活動で感じた手応えと今後のビジョンについてブラジルの障害当事者自身の生の声をお聞きします。

皆様のご参加をお待ちしております！