3月3日(日)開催!第8回DPIインクルーシブ教育推進フォーラム 「障害者権利条約が目指すインクルーシブ教育とは ~イタリアの実情から学ぼう~」(オンライン)
2024年02月06日 イベントインクルーシブ教育障害者権利条約の完全実施
国連障害者権利委員会による日本政府に対する総括所見が2022年9月に出されました。DPI日本会議では、総括所見・勧告の実施の実現をめざし、この間、諸外国の動向の紹介、障害者差別解消法改正に関する取り組み、学校バリアフリーの推進への取り組みなど、多面的な活動を行ってきました。
障害者権利条約が目指すインクルーシブ教育を日本で実現することを目的とし、活動の一環として、今年度のインクルーシブ教育フォーラムでは、諸外国の制度に学び、また、学校バリアフリー化の現状報告とシンポジウムを開催します。
諸外国の制度を学ぶこの間の取り組みとしては、アメリカ、カナダに続き、今回はイタリアです。イタリアに在住しながらインクルーシブ教育などを研究されている大内紀彦さんに、同国のインクルーシブ教育の実情について、基調講演をしていただきます。
大内さんの講演を受けて、日本への示唆などを考える場として、2月にイタリアに現地調査・視察に行く予定の、メインストリーム協会の鍛冶克哉さん、また、東京大学教授の小国喜弘さんにもご登壇いただき、シンポジウムを開催します。
また、日本での学校バリアフリーの推進状況については、この課題に詳しい東洋大学教授の菅原麻衣子さんにご報告いただきます。そのほか、DPIと東京大学とのフルインクルーシブ教育連携協定やこの間の取り組みの報告も行います。
日時:3月3日(日)13:00~17:00
■開催方法:オンライン(ウェビナー) アーカイブの公開はありませんので、ご了承ください。
■情報保障:PC文字通訳、手話通訳、点字資料、点字データ、テキストデータ
PC文字通訳、手話通訳をご希望の方は、パソコンからご参加頂けますようお願いいたします。スマートフォン、タブレットからだと機種によって資料を投影した際に、ウェビナーの仕様で見られなくなります。お手数おかけして申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いします。
参加費:無料(こちらからご寄付を頂けると嬉しいです)
お申し込み
以下のウェブフォームから申し込みください。(ウェビナー)
上記オンラインフォームがご利用いただけない方は、下記をDPI事務局の岡部までメールでお送りください。
- お名前、
- ウェビナーの開催URLをお送りするメールアドレス
- 電話番号
- 団体名(あれば)、
- 必要な個別支援(手話、PC文字通訳、点字資料、テキスト資料、その他)
メールお送り先:office☆dpi-japan.org(☆を@に変えてお送りください)
内容(敬称略)
13:00 開会、主催者挨拶、来賓挨拶
13:10 特別報告 菅原麻衣子(東洋大学福祉社会デザイン学部人間環境デザイン学科教授)
「学校施設のバリアフリー化~国・地方自治体・市民としての取り組み~」
13:40 DPI日本会議の取り組み紹介
小国喜弘(東京大学大学院教育研究科教授)崔栄繁(DPI日本会議議長補佐)
要望書手交、DPI×東大連携ミニ報告、来年度の取り組み予定
14:10 休憩
14:15 基調講演 大内紀彦(神奈川県の特別支援学校教員、一年間イタリアで教育制度などを研究中)
「イタリアにおけるインクルーシブ教育の現在」(仮題)
15:15 休憩
15:20 パネルディスカッション 「イタリアのインクルーシブ教育について」(仮題)
メインストリーム協会より数名、小国喜弘、大内紀彦
コメンテーター:尾上浩二(DPI日本会議副議長)
コーディネーター:崔栄繁
16:45 まとめ、閉会
【プロフィール】
大内紀彦(おおうちとしひこ)
神奈川県の現職の特別支援学校教員、イタリア国立ヴェネツィア大学大学院修了、放送大学大学院修了。イタリアと日本のインクルーシブ教育や精神医療を研究中。2023年4月より、1年間の期間限定で、イタリアのボローニャ在住。 |
◇主催・問い合わせ先
認定NPO法人 DPI日本会議(教育部会)
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-11-8武蔵野ビル5階
電話:03-5282-3730 ファックス:03-5282-0017 メール:office☆dpi-japan.org(☆→@)(担当:岡部・崔)
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