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12/4(水)障害者差別に関する相談窓口「つなぐ窓口」の実績報告会を開きました!〜障害者差別を解消し、合理的配慮を着実に提供するために本事業化を!〜

2024年12月09日 イベント権利擁護

会場の様子

12月4日に衆議院第一議員会館で、つなぐ窓口の実績報告会を開催しました。2016年に障害者差別解消法がスタートし、障害差別に関する相談窓口は中央省庁にはそれぞれ設けられていたのですが、どこが担当省庁かわからず窓口にたどり着けないという、いわゆる「相談の迷子問題」がありました。

これを改善するために、2023年の10月から内閣府に障害者差別に関する相談窓口「つなぐ窓口」が設置されました。

▽障害者差別に関する相談窓口「つなぐ窓口」(外部リンク)

今春には、開設から半年で1163件の相談が寄せられたという報道がありましたが、どのような状況なのか実績を報告していただこうということと、この事業は施行事業なので本年度で終わってしまうため、次年度以降も本事業化して継続してもらえるように応援しようということで、実績報告会を開催することになりました。

古屋勝史様
△写真:古屋勝史様

最初に古屋勝史様(内閣府政策統括官(共生・共助担当)付参事官(障害者施策担当))に実施状況をご報告いただきました。

後半は、シンポジウム「障害者差別を解消し、合理的配慮を着実に提供するためにつなぐ窓口の本事業化を!」と題して、古川康国土交通副大臣、宮路拓馬外務副大臣、山本博司参議院議員、岩上洋一様(全国地域で暮らそうネットワーク代表)にご登壇いただきました。また、衛藤晟一参議院議員も駆けつけてくださり、ご挨拶下さいました。

写真:衛藤晟一参議院議員
△写真:衛藤晟一参議院議員

写真:古川康国土交通副大臣
△写真:古川康国土交通副大臣

古川副大臣からは以下のようなお話がありました。

写真:宮路拓馬外務副大臣
△写真:宮路拓馬外務副大臣

宮路外務副大臣は、法改正時は内閣府大臣政務官を務められており、DPI等からのワンストップ相談窓口の設置の要請を受けて、つなぐ窓口の創設にご尽力くださいました。その頃は「ワンストップ宮路」とみなさんに呼ばれていたことなどの思い出も交えて、以下のようなお話をしてくださりました。

写真:岩上洋一様(全国地域で暮らそうネットワーク代表)
△写真:岩上洋一様(全国地域で暮らそうネットワーク代表)

岩上代表からは、内閣府障害者政策委員会での議論も紹介されながら以下のようなお話をいただきました。

写真:山本博司参議院議員
△写真:山本博司参議院議員

山本議員は本会議と幹事懇談会がある中で、駆けつけて下さいました。

臨時国会が開かれている中、国会議員の皆さんがご登壇くださり、内閣府の古屋参事官からはつなぐ窓口の状況をご報告いただきました。

また、会場からの質問にも丁寧にお答えいただきました。つなぐ窓口ができたことによって、相談の迷子問題は解消され、これは障害に基づく差別で、このようにしたら解決できるという知見が蓄積できるようになりました。

写真:会場の様子
△写真:会場の様子

是非とも、来年度以降も本事業化し、継続して取り組んでいただけるように願っております。ご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

報告:佐藤聡(DPI日本会議事務局長)


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