来年2月17日(水)「第7回1型糖尿病障害年金裁判オンライン報告会」を行います。第6回1型糖尿病障害年金裁判(東京)ご報告とお礼
2020年11月9日、東京地裁で第6回口頭弁論があり、夜はオンライン報告会を開催しました。傍聴や集会へのご参加など、ご支援ご声援をありがとうございました!!
次回口頭弁論
次回口頭弁論は、2021年2月17日(水)15時(入庁行動はありません)です。
前回は原告が障害年金を申請した2016年当時の血糖値などの記録をもとに、治療方法や生活状況を1日ごとに述べました。また、弁護士の関哉直人先生は4月に提出した準備書面や9月に提出した1型糖尿病、インスリンポンプにも詳しい糖尿病専門医の意見書などを説明して、認定要領が1型糖尿病には機能していないこと、原告の障害は2級であることを主張しました。
次回はこれに対する被告(国)の反論が述べられます。
みなさまの関心が大きな力になります。引き続きの応援、よろしくお願いいたします!
*入庁行動はありませんので直接法廷へお越しください。
■日時:2021年2月17日(水)15:00 第7回口頭弁論(先着順)
■場所:東京地方裁判所103号法廷(大法廷)(〒100-8920 東京都千代田区霞が関1丁目1-4)
口頭弁論終了後、18時からzoomウェビナーで報告会を行います
今回もインターネットで報告会を開催します。参加費無料、手話通訳・要約筆記あります。こちらもぜひご参加ください!
■日時:18:00~19:00 報告会
■開催方法:Zoomウェビナー
■参加費無料
■情報保障:手話通訳・要約筆記 準備中
上記フォームからお申し込みが出来ない方は、「①お名前、②団体名(あれば)」をDPI事務局笠柳までメールでご連絡ください。
メールアドレス:kasayanagi♪dpi-japan.org(♪を@に変えてください)
第6回のご報告
新型コロナウイルスの感染が止まらない中、裁判官は原告や傍聴に来てくださる方々への感染リスクも心配してくれましたが、辛い生活の中で動けなくなるより、一歩でも前進したいという思いで再開を希望して、この日を迎えました。
20名くらい応援の傍聴に来てくださり、原告と関哉直人弁護士が意見を陳述しました。原告は、障害年金を申請した2016年当時の治療の説明や10日分くらいの生活状況を述べました。当時も今も、週5日くらい横になって過ごす生活は変わりません。裁判の前は誰とも話さずに数日寝たきりで過ごしたせいか、意見陳述の途中で息が絶え絶え、お聞き苦しい陳述になってしまいましたが、おかげさまで最後まで述べることができました。
18時からDPI日本会議の事務所よりオンライン報告会を開催しました。
直前までご案内できなかったにもかかわらず、20名以上ご参加いただきました。
「資料がわかりやすかった」、「負担を言葉にすることは大変だけど、必ず伝わる」などのご感想もいただいて、とても励まされました。ありがとうございました。
原告は裁判での意見陳述を再現。今回も東京都の助成で手話通訳・要約筆記者のみなさまに情報を保障していただきました。写真右は手話通訳者さんと原告、写真左は手話通訳・要約筆記者の方々です。
弁護士の関哉直人先生は裁判での意見陳述に加えて、これまでに提出した証拠を説明しながら、原告と被告の認識がかい離している状況を報告しました。
▽関哉先生の報告会用資料はこちらからダウンロードできます(ワード)
写真:右側手前は司会進行の小嶋愛斗弁護士、左奥は報告者の関哉直人弁護士
大阪弁護団の長岡健太郎先生からは、大阪訴訟の流れと今後のスケジュールをご報告いただきました。また、第1回報告集会でご発言をいただいた近畿つぼみの会 安原照明さんからも大阪のご報告と東京の裁判への応援をいただきました。
大阪ではスピード裁判と言われるほど迅速に進められていて、12月は原告の尋問が2回開催されました。報告会では「予備日」としてご案内された1月18日、大阪のコロナウイルス感染拡大を受けて、大阪府以外にお住まいの原告本人尋問をオンラインで行う準備が進められているようです。報告会のご案内もあると思いますのでFacebookをぜひご注目ください。
(原告 西田えみ子)
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