DPI(Disabled Peoples’ International) とは
1981 年の国際障害者年を機に、シンガポールで国際障害者運動のネットワークとして結成されました。
現在 130 カ国以上が加盟し、世界 6 ブロックに分かれ、障害のある人の権利の保護と社会参加の機会平等を目的に活動をしている国際 NGOです。国連の ECOSOC(経済社会理事会)に特別諮問資格をもち、障害者権利条約の策定にも携わりました。
団体概要
- 本部 カナダ・オタワ
- 議長 レイチェル・カチャジェ(Rachel Kachaje)
- DPI 世界規約 日本語版
DPI 世界評議会の活動と内容
DPI における世界レベルでの執行機関として、世界評議会が設置されています。
世界評議会では、1.各役員による活動報告、2.各ブロックの開発状況の報告、3.各委員会の活動報告、4.財務・事務局活動の報告、5.新規会員団体の承認などを行っています。
5つのブロックと加盟国
DPIでは、世界を下図のように、5つのブロックに分けて活動を行っています。各ブロックには、リーダーシップトレーニングセミナーの開催、会員団体の発掘、その強化のための活動への支援、自立支援プロジェクトを実施するなど、ブロックを単位とした組織開発を行っています。DPI 世界役員、アジア・太平洋ブロック議長はDPI日本会議から選出されています。
世界会議と世界大会
DPIは、4年に1度世界会議を開催しています。この会議には、正会員となっている国内会議は、1国内会議1票の投票権と発言権を持つ代表団を送ることができ、会議に臨みます。また、同時期に、世界大会も開催しています。DPI 世界大会とは「障害者にとって重要な関心事であるテーマについて討議をする(世界規約第14条)」ために開催されます。
2002年には札幌で第6回DPI世界会議を4日間開催し、110の国と地域から3,113名の障害者と関係者が参加しました。その記録動画をYoutubeへ公開しました。
動画内容(動画右上の再生リストから下記ご覧いただけます)
1.開会式、追悼式、基調講演
2.シンポジウム
3.歓迎レセプション
4.世界会議議事
5.閉会式
6.さよならパーティー
7.ダイジェスト
また札幌大会の誘致を進め運営を中心的に進めた西村正樹副議長に、世界大会開催の経緯や当時の事を書いてもらいました。こちらも是非ご覧ください。
▽第6回DPI世界会議札幌大会~障害児・者の権利の確立に向けたステージ1としての取り組み~
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