全ての人が希望と尊厳をもって
暮らせる社会へ

English FacebookTwitter

尊厳生

すべての人の命と尊厳が尊重される社会へ

スーパーで買い物をする当事者と介助者

▲沖縄県石垣市に暮らす金城太亮さん(左)、ヘルパーと一緒に買い物中(吉田敬三 撮影、2017 年 4 月「What a wonderful world~呼吸器を付けて街に出よう~」展より)

電車に乗る当事者と介助者

▲東京都北区に暮らす小田政利さん、ヘルパーと一緒に電車通勤中。(吉田敬三 撮影、2017 年 4 月「What a wonderful world~呼吸器を付けて街に出よう~」展より)

ケア会議中の様子

▲東京で必要な医療と介助を受けて地域で生活している日永さん。地域の自立生活センターにてケア会議中


DPI 日本会議は、命の選別につながる法律の制定に向けた動向に反対し、重度の障害や疾患がある人たち、また意思表明が難しい人たちが、医療や介助・見守りなど必要な支援を得て、地域で暮らしていけるよう施策への働きかけを続けています。

DPI尊厳生部会ビジョン

優生思想を克服し、命の選別を受けることなく、どのような障害があっても、どんなに障害が重くても地域で暮らせる仕組みづくりを通じて、本人や家族が自ら死を選ぶことなく生きていきたいと思える社会を創る。

安楽死・尊厳死法制化・臓器移植をめぐるこれまでの経緯と取り組み

★は DPI 日本会議の声明や関与した集会・学習会等

  • 2024年12月16日 ★DPI日本会議、臓器移植法第2条「臓器提供の意思の尊重」の運用見直しに関する指針改正案に反対する声明を発表
  • 2024年6月2日 ★DPI日本会議全国集会 分科会:尊厳生「京都市の「ALS患者嘱託殺人事件」裁判に何を問うか ~重度の障害や疾患のある人たちが地域で生きていける尊厳生社会をめざして~」
  • 2020年 7月 16日 ★学習会「新型コロナウイルスと『命の選別』」(東京都自立生活センタ-協議会(TIL)との共催)
  • 2020年04月13日 新型コロナウィルス対策における障害のある者への人権保障に関する要望を発表
  • 2022年 4月「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針(ガイドライン)の一部改正;15歳未満の知的障害者等は、臓器を提供しない意思表示がある場合以外には、家族の書面による承諾があれば、臓器提供が可能になった(※15歳以上は引き続き除外)
  • 2019年03月22日 公立福生病院(東京都福生市)の人工透析治療の中止に関する声明を発表
  • 2019 年 2 月 10 日 ★DPI 日本会議常任委員会「尊厳死」に関する学習会
  • 2018 年 11 月 28 日 ★緊急集会開催「安楽死・尊厳死の問題点と介助者確保について」
    (全国脊髄損傷者連合会、ALS/MND サポートセンターさくら会、DPI 日本会議・尊厳生部会、全国自立生活センター協議会、全国頸髄損傷者連絡会共催)
  • 2018 年 11 月 18 日 臓器移植法を問い直す市民ネットワーク等共催「和田心臓移植から 50 年 加速されるいのちの切り捨て」集会
  • 2018 年 6 月 2 日 ★DPI 日本会議全国集会 in 神奈川 分科会:尊厳生「厚生労働省「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」をめぐって~終末期医療に関する国の考えを学び、備える~」 開催
  • 2016 年 12 月 17 日常任委員会において旧・生命倫理部会から尊厳生部会へ名称変更
  • 2016 年 12 月 11 日 ★DPI 障害者政策討論集会 分科会:生命倫理「命をめぐる闘い:生きていくための施策をどう勝ち取っていくか」開催
  • 2014 年 5 月 22 日 ★尊厳死法制化に反対する会(DPI 日本会議も参加)が「尊厳死」法制化を考える院内集会~海外の動向から日本の法制化議論を見る~」を開催
  • 2012 年 日弁連が「患者の権利に関する法律大綱案の提言」発表
  • 2012 年 3 月 尊厳死法制化を考える議員連盟が「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」を発表;尊厳死の法制化を認めない市民の会発足
  • 2009 年 「臓器移植法」改正、2010年7月施行:本人の意思が不明な場合は家族の承諾で臓器提供が可能に、15 歳未満の脳死臓器提供も可能に親族に優先的に臓器提供をできるようになった(本人の書面による意思表示が必要)/15歳未満の「脳死」下の臓器提供が可能になった(ただし虐待された児童と知的障害児等は除外)/知的障害者等、有効な意思表示が困難となる障害を持つ者(「意思表示困難者」)の場合は、ひきつづき、遺族の承諾があっても、臓器提供から除外された
  • 2009年6月30日 ★DPI 日本会議、臓器移植法「改正」に反対し、参議院での慎重審議を求める緊急声明(ワード);2009年5月28日臓器移植法「改正」に反対する緊急声明(ワード)
  • 2007 年 日弁連が「『臨死状態における延命措置の中止等に関する法律案要綱(案)』に関する意見書」を発表
  • 2006 年 ★『DPI われら自身の声』22-2 号発行(特集:障害者の「生」と「尊厳死」――尊厳死って何?)発行(横田弘・三澤了(対談)「障害者は当たり前に生きていってはいけないのかという、それだけですよ。」収録)
  • 2005 年 尊厳死法制化を考える議員連盟発足
  • 1997 年 「臓器移植法」10月施行:本人の書面による意思表示があり、かつ、家族の承諾があれば、心臓停止後と「脳死」後の臓器提供が可能に/有効年齢は15歳以上(民法上の遺言可能年齢/ただし、知的障害者等、有効な意思表示が困難となる障害を持つ者(「意思表示困難者」)の場合は、遺族の承諾があっても、臓器提供から除外
  • 1976 年 安楽死協会設立(1983 年に日本尊厳死協会に名称変更)

今年度の活動方針

資料一覧

1.2018 年 11 月 28 日開催 緊急集会「安楽死・尊厳死の問題点と介助者確保について」の開催報告書はこちら(PDF)

2.2006年発行の季刊誌「DPI」(現在は無期限休刊)に収録した特集記事
▽「障害者の「生」と「尊厳死」――尊厳死って?<横田弘・三澤了 対談>(PDF)(テキスト版)
「障害者は当たり前に生きていってはいけないのかという、それだけですよ。」

関連書籍

関連資料リンク

これまでの活動、関連ニュース

2024年12月26日

「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針(ガイドライン)の一部改正について厚生労働省がパブリックコメントを募集中(1月13日まで)

- 政府は、臓器移植法第2条「臓器提供の意思の尊重」の運用見直しに関する指針改正案を2024年12月13日に公示し、厚生労働省がパブリックコメント(意見募集、2025年1月13日まで受け付け)を募集しています。 パブリックコ... 続きを読む
2024年12月16日

臓器移植法第2条「臓器提供の意思の尊重」の運用に関する指針の見直しに反対する声明

- 本日、私たちは臓器移植法第2条に基づく「臓器提供の意思の尊重」の運用指針の見直しに強く反対する本声明を出しました。 障害者への差別や偏見のない、誰もが地域で共に生きるインクルーシブな社会づくりに向け、2022年に国連障害... 続きを読む
岡部さん 2024年07月11日

【ポイントまとめました】京都市の「ALS患者嘱託殺人事件」裁判に何を問うか~重度の障害や疾患のある人たちが地域で生きていける尊厳生社会をめざして~(DPI全国集会「尊厳生分科会」報告・感想)

- DPI全国集会「尊厳生分科会」について、報告を下林慶史(DPI常任委員、日本自立生活センター)が、感想を参加者の見形信子さん(神経筋疾患ネットワーク)が書いてくれましたので、ご紹介します! こんなことが報告されました(ポ... 続きを読む
第39回DPI日本会議全国集会 2024年05月23日

【いよいよ来週末!】6月1日(土)・2日(日)第39回DPI日本会議全国集会「総括所見を踏まえて、脱施設を進めよう! ~施設や病院、家族に頼らなくてもいい地域づくりへ~」開催します

- ご参加受付中です!オンライン&参加費無料、障害者運動の最前線をお届けします!多くの方のご参加、お待ちしております。 総括所見を踏まえて、脱施設を進めよう! ~施設や病院、家族に頼らなくてもいい地域づくりへ~ 2022年9... 続きを読む
2023年04月20日

【完全版】DPI日本会議「総括所見の分析と行動計画」

- DPIでは、昨年9月に国連障害者権利委員会から日本政府に出された総括所見を分析し、今後改正が必要な法制度についてまとめた「DPI日本会議総括所見の分析と行動計画」を策定しました。 各分野ごとにホームページに公開してきまし... 続きを読む

尊厳生の記事一覧はこちら

現在位置:ホーム > 私たちの活動 > 尊厳生

バナー広告


ページトップへ