【賛同のお願い】1型糖尿病年金訴訟勝訴判決に、被告国が控訴しないよう求めます!
2019年04月12日 雇用労働、所得保障
全国のみなさん
大阪でおこなわれていた1型糖尿病の人たちに対する障害基礎年金支給停止の取り消しを求める裁判で大阪地裁が全面勝訴の判決を下しました。
これを受けて弁護団から下記の通り、国に対して控訴断念と障害年金の支給再開を求めるFAX要請行動への協力の呼びかけがきています。
皆様一人ひとりの小さなご協力が集まることで大きな力になります。一人でも多くの方に下部のFAX要請書や下記のWEB署名をご活用いただき、要請活動へのご協力をお願いいたします。
以下、弁護団からの呼びかけメールの転載になります。
みなさま
本日、大阪地方裁判所第二民事部(三輪方大裁判長)は、1型糖尿病の方が、それまで受給してきた障害基礎年金を、何の理由も示されず平成28年に突然打ち切られたことにつき、支給停止決定の取消等を求めていた裁判で、行政手続法14条・8条の求める理由の付記を満たしていないとして、9名全員の処分を取り消し、国に救済を求める明確な判決をくだしました。
この事件は、平成29年に20歳前初診の障害基礎年金受給者1010人につき、支給停止を検討するとして国会で問題になった抑制的な認定統一を先取りしたような平成28年のⅠ型糖尿病患者に集中した問題でした。
今回、国が支給停止として障害の状況の変遷につき全く応えなかったことから、裁判所が争点を分離し、理由不備の一点に争点を絞って判決に至ったという、迅速な救済に向けた裁判所の姿勢が明確な判決になりました。
これを受け、弁護団では、明日以降、控訴断念、支給再開を求める厚労省や国会への要請をしていきたいと思います。
下記のWEB署名にご協力いただきますよう、よろしくお願いします。あるいは下記のFAX要請書を活用ください。
▽1型糖尿病 障害年金支給停止等取消訴訟 控訴を断念し早期解決を求める要請書はこちらからダウンロードできます(PDF)、ワードはこちら
▽1型糖尿病障害年金訴訟弁護団による声明はこちらからダウンロードできます(PDFのみ)