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4月11日(金)ヘレナ・カルンストローム講演会-スウェーデンにおける自立生活運動と介助制度、今後の課題-

2025年02月12日 イベント地域生活国際協力/海外活動

チラシ

スウェーデンで障害者の自立生活運動に取り組んできたヘレナ・カルンストロームさんが来日します。ヘレナさんはアドルフ・ラツカさんとともに、障害者の自立支援や介助制度の整備に尽力されてきました。本講演会では、スウェーデンにおける自立生活運動と介助制度、今後の課題についてお話しいただきます。

また、後半では日本の障害者運動のリーダーとの対談を行い、日本の運動の歴史や介助制度について議論し、今後の運動の方向性について考えます。

日時:2025年4月11日(金)14:00~16:40

会場:東京都議会議事堂6階第1会議室(〒160-0023 東京都新宿区西新宿2丁目8−1)

開催方法:会場とオンラインのハイブリッド開催(会場定員:60~70名)

参加費:無料

情報保障:手話通訳・PC要約筆記あり

プログラム

お申し込み方法

参加申し込みフォームはこちら

※ウェブフォームからお申し込みが難しい方は「参加方法(会場 or オンライン)、お名前(ふりがな)、電話番号、メールアドレス、所属団体(あれば)、情報保障(PC要約筆記・手話)、車いす使用の有無、介助者の人数」をDPI事務局笠柳(kasayanagi★dpi-japan.org(★→@に変更してください))までご連絡ください。

講師プロフィール

ヘレナ写真

ヘレナ・カルンストロームは、今日のスウェーデンにおける自立生活運動の強力な推進力です。
彼女は、多くの個人や組織とともに、パーソナルアシスタンスを受ける権利のために戦ってきました。1994年、彼らの努力が実り、LSS(特定障害者支援法)が施行されました。

アドルフ・ラツカ氏がヘレナさんについて書いた文章を以下に紹介します。

私(ラツカ)は1984年頃からヘレナ・カルンストローム氏と知り合い、それ以後の彼女を見てきました。

最初はパーソナルアシスタント利用者協同組合STILに関わっていた関係で、そして近年は彼女の家族の友人としても関わっています。日常生活で他者の助けを必要とする人々が達成できることについて、講演や執筆活動を行っていますが、そんな時私はヘレナのことをよく思い出します。

おそらく18歳くらいだったヘレナは、高校とつながっているシェーホルメン島の寄宿舎に住んでいました。若く、人生経験も浅かったにもかかわらず、彼女はパーソナルアシスタントと自立生活の理念に強く惹かれ、それが自分の人生に可能性をもたらすものだと感じていました。

当時、彼女はスタッフ不足の寄宿舎で必要に迫られ、耐え難いボーイフレンドに完全に依存していました。彼女はSTILの試験グループ22人のうちの1人でした。私たちはやっと協力体制を築き始めたばかりでしたが、彼女は最初のメンバーとして、アシスタントたちとともに6ヶ月間アメリカに語学留学するという海外旅行に出かけました。

彼女はアシスタントたちの助けを借りてボーイフレンドと別れ、後にはアシスタントたちの助けを借りて、マットさんと対等な関係で家庭を築きました。そして、彼女は2人の子供、刺激的な教育、多くの長旅、STILの議長としての信頼される立場、そして重要な仕事など、自分の人生を歩み続けました。

彼女は、限られた社会制度・システムによって抑圧されていた人々が、周囲に大きな影響を与えるまでに信頼され、尊敬される重要な人物へと成長し、発展していくことができることを示す、私の最も優れたロールモデルです。

彼女は、私たちの生活におけるパーソナルアシスタントの潜在能力を示す非常に優れたお手本であり、これまでの道のりを歩んできた方法についての知識、経験、洞察を教えることに非常に長けています。


**ヘレナさんは2003年より、主にパーソナルアシスタントのリーダーシップに関する心理療法士およびスーパーバイザーとして働いています。**心理療法士になるための教育は、スウェーデン、英国、南アフリカで取得しました。

主催

お問い合わせ

電話:03-5282-3730 FAX:03-5282-0017

メール:office★dpi-japan.org(★→@)

▽チラシ(PDF)


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