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【アーカイブ動画公開】11/27(水)開催「障害者の免許全件交付を受けて~可能性、もっと広がる~」(DPI共催イベント)

2024年12月17日 イベント欠格条項をなくす

本イベントのイメージ画像11月27日(水)に共催で開催しました「障害者の免許全件交付を受けて~可能性、もっと広がる~」へのたくさんの方のご参加、誠にありがとうございました。

アーカイブ動画を公開しましたので、下記からご覧ください。

▽イベント資料はこちらからご覧下さい(Google Drive)

※プログラムや登壇者資料などの当日配布資料に加えて、冒頭司会と開会挨拶前後のテキスト資料を追加しました。 追加テキスト資料の部分は、イベント当日の録画に不調があったため、動画には含まれていません。

趣旨

障害や疾患のある人には資格を与えない可能性のある規定(欠格条項)が、今も、約700の法令にあります。それでも、実際には、障害のある人への免許交付件数は年々増え、医療関係の資格免許だけでも年平均106件です。

今では、医師、看護師、臨床検査技師、救急救命士などで、耳が聞こえない人や、目が見えない人、精神疾患がある人が、各地で活躍しています。

このたび、調査をしたところ、免許交付を申請した人は全て免許を交付されていることがわかりました。欠格条項の存在によってあきらめる必要はなにもありません。そのことを、皆さんに知っていただきたく、このイベントを開催します。

難病があり目が見えない医師、臨床実習中の耳が聞こえない医学生、発達障害をもちながら働く看護師、重複障害のある社会福祉士などから、それぞれの体験が話されます。みなさん、ふるってご参加ください!

各プログラムの開始時間

全件交付について

医師や薬剤師や美容師や小型船舶操縦士などの国家資格について、2023年度までの8年間の免許交付状況が明らかとなり、障害や疾患があり免許交付を申請した人は全て免許を交付されていること(全件交付)がわかりました。

とくに医療関係は、かつては「障害のある人が医師などになるなんて、患者に危険」と言われ「免許を認めない」欠格条項がほとんどでしたが、2001年の法改正で、規定は、「免許を与えないことがある」という表現に変わりました。

欠格条項は、「障害→できない」という見方を社会に刻んでいます。障害や疾患がある人は、免許が必要な職業を希望しても、『認めてもらえないのでは』という不安やあきらめから解放されていません。家族や学校も、誤解や偏見で「できない」「無理」と言ってしまうこともあります。

しかし実際には、免許を申請した人は全て免許を交付されており、いろいろな分野で力を発揮しています。どんな障害があっても、あきらめる必要はなにもありません。可能性は広がっています。

◇共催:障害者欠格条項をなくす会(共同代表:福島智 大熊由紀子)・視覚障害をもつ医療従事者の会(代表:守田稔)・聴覚障害をもつ医療従事者の会(代表:関口麻理子)・DPI日本会議(議長:平野みどり)

以上


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