「SDGs実施指針に関するパートナーシップ会議2022」で障害にも注目がされました
2022年07月29日 国際協力/海外活動
第1回「SDGs実施指針に関するパートナーシップ会議2022」が、SDGs推進円卓会議(総理大臣を本部長とするSDGs推進本部のもとに設置された機関)民間構成員の主催で、7月27日(水)にオンラインで開催されました。
これは、2023年に2回目の改正が予定されている「SDGs実施指針」に向け、「SDGs推進円卓会議」の民間構成員による提言の提言に関係者の広範な意見を聞き、設実体のある提言とすることが目標でした。
6時間に及ぶ会議には200人ほどが集い、全体会議にはDPI日本会議が主張していた手話通訳が配備されていました。分科会は①People 人間、②Prosperity 繁栄、③Planet 地球、④Peace 平和、⑤Partnership パートナーシップに分かれて、全員が発言できるような体制がとられていました。
グループ④ではJDF代表の形で光岡芳宏さんが、インクルーシブ教育、脱施設化、情報アクセスの三点を中心に指定発言を行いました。
グループ①では中西が誰もが取り残されないための情報やサービスへのアクセシビリティの重要性を喚起し、同じグループのJANNET(障害分野NGO連絡会)とAAR(難民を助ける会)からそれに関連して障害について言及しました。全体のまとめからも、障害に関する発言が目立った会議となりました。
今年秋には第2回会議が開催されますので、さらに多くの障害当事者が参加し、障害者権利条約実施につながるようように実施指針を改正しましょう。
報告:中西由起子(副議長)