9月2日(水)「措置入院訴訟第4回口頭弁論」ご注目ください
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期になった「措置入院裁判 第4回口頭弁論」が、9月2日(水)10時から東京地方裁判所708号法廷で開かれます。
この訴訟では
- 病院による誤診であること
- 本来なら決定する時に渡されるはずの措置入院決定の通知を後から渡されたこと
- 承諾もなく抗精神病薬を注射したこと
- 意識のない状態で身体を拘束したこと
- 診察で医師へ訴えた被害関係は実在するにも関わらずろくに話もきかず緊急措置入院を決定したこと
など、ずさんで不当な行為によって被った損害の賠償を求めています。
3月18日(水)に開かれた第3回口頭弁論では、被告(東京都)は、不穏な幻覚妄想状態のAさんの診察に尽力し、適切に措置入院を決定したと反論しました。
当日は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため座席が減らされていましたが、いくつかの訴訟が同じ部屋で開かれていたため傍聴の人が多く、Aさん支援の傍聴にかけつけてくださった方から席を譲っていただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。
前の訴訟でAさんが勝ち取ったカルテ開示のおかげで、採血中にいきなり薬を注射され、その量は、定められている用量の十倍以上であったことがわかりました。9月2日(水)もこれまでどおり事実関係をひとつひとつ説明して、違法な手続きであったことを証明します。
支援の傍聴をお願いしたいところですが、前回のように座れない可能性もあるので、この度は引き続きのご支援、ご注目をぜひよろしくお願いいたします。
裁判日時・場所
日時:2020年9月2日(水)10:00~
場所:東京地方裁判所708号法廷(〒100-8920 東京都千代田区霞が関1丁目1−4)
~ Aさんからメッセージ ~
ずさんで不法な措置入院を受け入れることは、私の人格が社会的に不当に抹殺され、人生をも不当に破壊されてしまうことを、受け入れてしまうことになります。
そのようなことは、断じてできません。
本件措置により多大なダメージを受け、くじけそうになることや、それこそ発狂させられそうになることが、これでもかというほどありました。
しかし、私は必ず、不法で不当な本件をまっとうに解決し、本当の私自身という一人間として復権します。皆様、ご支援のほど、どうかよろしくお願いいたします。