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【開催報告】2月17日(月)タウンミーティング㏌つくば~今こそ、障害者差別解消法の見直しを!~

2020年02月26日 イベント障害者権利条約の完全実施

講演の様子

川端舞さん(つくば自立生活センターほにゃら)が報告を書いてくれましたので、是非ご覧ください。


2020年2月17日、つくば市役所コミュニティ棟にて、「茨城に障害のある人の権利条例をつくる会」主催で「タウンミーティング㏌つくば~今こそ、障害者差別解消法の見直しを!~」を開催しました。

今年は「障害のある人もない人も共に歩み幸せに暮らすための茨城県づくり条例」が成立して5周年ということもあり、参議院議員や茨城県議会議員、茨城県障害福祉課の職員の方などにもご参加いただきました。

DPI日本会議の崔栄繁さんに「今こそ障害者差別解消法の見直しを!」と題した講演を行っていただき、障害者差別解消法の概要や問題点、改正に向けてのポイントなどを解説していただきました。

崔

現在の障害者差別解消法では、民間事業者は合理的配慮の提供が努力義務にとどまっていることや、紛争解決の仕組みが十分でないことなどが解説され、改正の必要性を改めて考える機会になりました。

また、障害者権利条約の締約国を国際的に監視する障害者権利委員会の委員には様々な障害種の当事者が含まれていることや、権利条約についての日本政府の報告書に対するパラレルレポートを障害者に関わる様々な団体が提出していることを聞き、障害者権利条約に障害当事者自身が関わっていくことの大切さを改めて感じました。

講演の後には参加者がグループに分かれて、感想を共有しました。参加者からは「障害者差別についてもっと多くの人に関心を持ってもらうためにはどうすればいいのだろう」という感想や、駅の点字ブロックなど具体的な環境整備についての質問などが聞かれました。

今年茨城ではDPI日本会議の全国集会も開催されます。障害者権利条約の初回審査に向けて、茨城から盛り上げていきたいと思います。

川端 舞(つくば自立生活センターほにゃら)

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