障害のある人もない人も同じように暮らせる社会へ

第11期バリアフリー障害当事者リーダー養成研修
後期プログラム開催報告

2018年02月09日 バリアフリー

2月4日(日)、第11期バリアフリー障害当事者リーダー養成研修の後期プログラムを開催しました。この研修は、障害当事者を対象に障害者自身が交通バリアフリーや社会モデルの知識を身につけ、今後交通事業者への接遇研修、行政に対しての的確な発言、提言が出来るリーダーを育成しようというものです。昨年11月に行われた2日間の前期プログラムでは「社会モデル」の考え方を習得するための講義やグループワークを行い、「障害」とは何か、「障害はどこにあるか」を理解しました。
前期プログラムの様子はこちら

また、前期プログラム終了後から後期プログラムまでの期間に出された課題では、交通エコロジー・モビリティ財団が主催する「交通サポートマネージャー研修(交通事業者向けバリアフリー教育プログラム)」を見学(又は研修映像の視聴)し、研修に講師として参加していた障害当事者がどのようなことを伝えようとしているのかを考察しました。

これらの経験を踏まえ、後期プログラムでは受講者自身が目標を具体化させ、今後どのような意識を持って声を発信していくか、という点に重点を置いた内容で進められました。午前中のグループワークでは、課題を通して感じた事をそれぞれ共有し、グループ内でのまとめを発表しました。午後のグループワークでは、今後講師として活動していく際の理想の講師像を話し合い、発表しました。

グループワークの様子。それぞれ出し合った意見を模造紙に書き込んでいる。
(グループワークの様子。それぞれ出し合った意見を模造紙に書き込んでいる。)
グループワークの様子。4グループに分かれて議論している。
(グループワークの様子。4グループに分かれて議論している。)

発表の様子。模造紙に書き込んだ内容を見せながら話している。
(発表の様子。模造紙に書き込んだ内容を見せながら話している。)

受講者たちは議論の中で、障害者は護られる存在ではないこと、障害者のニーズは人それぞれ違うこと、当事者としてのリアルな声を発信する事で相互理解に繋がること等、様々な気づきを習得していました。
プログラム最後の修了証書授与式では、受講者一人ひとりが自らの意思表明を発表しました。それぞれが今後リーダーの意識を持ってバリアフリーに取り組んでいくという強い意志が感じられました。
また、後期プログラムで会場を提供してくださったTOTO株式会社様からは、全ての人にとって快適で使いやすいトイレやホテルの客室等の開発について講義をして頂きました。

事前準備や当日の運営にご協力くださった交通エコロジー・モビリティ財団様、株式会社オリエンタルコンサルタンツ様、会場を提供してくださったTOTO株式会社様、その他助成を頂いた皆様に深くお礼を申し上げます。
研修終了後の集合写真。受講生18名、ファシリテーター、実行委員が写っている。
(研修終了後の集合写真。受講生18名、ファシリテーター、実行委員が写っている。)

工藤 登志子(自立生活センターSTEPえどがわ、DPIバリアフリー部会)

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