障害のある人もない人も同じように暮らせる社会へ

アメリカ報告第九弾☆ADAPT訪問!

2017年08月02日 国際協力/海外活動

こんにちは、DPI笠柳です(日本だとこんばんはですね)。

ワシントンでのADAツアーも無事に終わり、テキサスのオースティンにやってきました。こちらは8月5日まで滞在し、センター訪問や各種イベントに参加する予定です。みなさんにこちらの情報をお届けできるよう更新していきますので、引き続きよろしくお願いします。

テキサスのオースティンには、JIL盛上さん、ほにゃら斉藤さん、高橋さん、CIL星空の井谷さん、台湾のリンちゃん、ホンさん、私で来ています。テキサスは40度を超える暑さで、外にいるとオーブンで肌が焼かれているようです、でも室内にいるとクーラーが効きすぎてとても寒くて、オーブンと冷蔵庫を交互に行ったり来たりしているような感じです><;

昨日は、ADAPTのセンターを訪問してきました。ADAPT(American Disabled For Attendant Program Today)は、1983年に設立されて、全米に39か所あります。自立生活センターとは違い事業は行っておらず、純粋な運動団体です。活動のお金は、企業からの寄付やイベントのチャリティーで得たものをもとに活動されていて、DPIととても似ていると思いました。テキサスのADAPTはオフィスがありますが、オフィスがなくコミュニティーだけを作り、そこで活動をしているADAPTもたくさんあるそうです。1900年代は交通運動、アクセスのことについて主に活動をしていましたが、今は施設にいる障害者の地域移行を主に活動の柱としています。
▽ADAPTホームページ

ADAPTのオフィス、とても広くて、様々なポスター・写真・バッジなどが壁に貼られていて、とても自由でユニークで、ADAPTをそのまま表現しているようなオフィスでした。そしてDPIのオフィスもこれだけ広いといいのにと羨ましい気持ちが心の底から溢れてきました。
ADAPTのオフィス外観

ADAPTのオフィス内部の様子

最初にADAPTのメンバーと日本メンバーで意見交換会を行いました。みなさん、日本のことに大変興味があり、日本、台湾の介助制度や介助者と当事者の関係性をどう作っているかなど色々なことを聞かれました。ADAPTに今の活動について質問をしたところ、今一番力を入れているのは、介助者の給料の増額についてだそうです。地域移行には介助者の存在が不可欠でありなくてはならない。テキサスでは介助者の給料が8ドル(大体マクドナルド1食分だそうです)と全米で2番目に低く、介助を担う人材が不足しているため、介助者への給付金を上げることをテキサス州へ要望しています。
午後のテキサス州の知事室訪問に同行させてもらったのですが、介助者の給料を13ドルにあげろと書かれたバッヂを作っていて、私たちもそれを付けてお願いに一緒に行きました。テキサス州の知事は車いすユーザーなのですが、介助者の給料を上げることについてはなかなか首を縦に振らず、ADAPTのメンバーがあの人は障害者だけど私たちの仲間ではないと言っていて、なんだかとても複雑な気持ちになりました。

午後の知事室訪問では、知事はいらっしゃらなかったですが、政策担当や予算担当の方と話をしました。ここでも行政側の担当者の方が、日本・台湾の介助制度のことについて興味津々で、色々な質問を受けました。
テキサスでもきちんとした介助制度が確立されてほしいとの思いから、重度障害者が地域で24時間介助を受けて生活していることなど、悪いところは伝えずに日本の良いところだけをお伝えしました^^;;;。日本は重度障害者でも地域生活できているんだから、テキサスでも!となるように願うばかりです。

日本も介助者の給料が低いと言われていたり、介助の人材不足などテキサスと同じ問題がありますよね。なので私たちも同じ問題に直面していると、とても共感しながらご一緒させてもらいました。

それとアメリカの障害者運動の世界ではかなり有名な、ADAPTのボブカフカさんにお会いすることができました!一緒に写真も撮らせていただいて、とてもよい記念になりました。帽子に小さいピンクの花がついているのがとてもチャーミングな方です。
夜はADAPTのみなさんと食事会に行きましたー、楽しかった―!ダルビッシュが移籍することを教えてくれました(笑)

ボブカフカさんと笠柳

最後はボブカフカさんから頂いた言葉で締めたいと思います。
「たとえ間違っていると言われても、やるべきことをやれ」

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