障害のある人もない人も同じように暮らせる社会へ

アメリカ報告第七弾☆日米ユースサミット!

2017年07月31日 国際協力/海外活動

アメリカ報告7日目、DPI白井がお届けします。
NCILの全国集会は昨日で終了しましたが、ユース組は独自の企画として、午前中に日米合同による「日米ユースサミット~国境を越えたマイノリティレポート~」を開催しました。
日本からは白井と木村さん、アメリカ側からはケーリーさんとリードさんから10分ずつ、それぞれが属するマイノリティグループの課題について報告をしました。

白井のプレゼンテーションの様子
私は難病の当事者としていかにして障害者運動と連携した運動をしていくことができるのか、というテーマで、木村さんは重複障害者の立場からいかに障害が重複することによる困難さを理解してもらい、制度的にも位置付けていけるかというテーマで発表しました。
アメリカからは、リードさんが知的・発達障害をもつ人たちに対する理解や権利の獲得、当事者支援の重要性について、ケーリーさんからはご自身がどのようにして障害を受け入れ、障害者であることに誇りを持てるようになったのか、という体験談とともに、インターセクショナリティの課題について発表していただきました。
4人の発表のあとは、グループごとに日米のユース同士でグループディスカッションを行いましたが、時間が過ぎるのも忘れるほど各グループともに盛り上がりました。

日米ユースサミット参加者で集合写真
言葉の壁もあり、もっとディスカッションの時間がとれたらよかった!と思うほど、お互いにもっと知りたいこと、聞きたいことがたくさんあふれたグループディスカッションとなりました。
嬉しかったのは、当初は9名の参加予定だったアメリカのユースが当日になって15名も参加してくれて、より多くのアメリカユースと交流を深められたことです。国の違いを越えて、それぞれ異なる背景をもつ1人1人の障害者同士がつながり、仲間の輪が広がっていく場面に参加できたことはなによりも得難い貴重な経験となりました。このつながりをより深めていけるようにしていきたいと強く強く思いました。
ここで7日間、お世話になったボランティア通訳さんたちとはお別れということで、メンバーから心ばかりのプレゼントをお渡ししました。難しい通訳も多かったであろう中、本当に大変お世話になりました。

日米ユースサミット後の午後は、日本のユースメンバーはそれぞれグループに分かれて施設訪問など各地に視察に行く予定でした。しかし、午前中から大雨が降り、洪水警報まで出てしまったため、やむなく中止の決断をしました。
唯一、DPIの白井、曽田、CILほにゃらの生井さんのADAセンター訪問組は電車でのアクセスが容易で、先方からも最寄り駅までアクセシブルタクシーを手配して迎えにきてくださるという心遣いあふれる配慮をしていただいたため、3名でADAセンターを訪問することができました。
今回訪問させていただいたのは全米で10か所あるADAセンターのうちの1つ、ワシントンのロックビルにあるMid-Atlantic ADAセンターです。
この日は所長のカレンさんやADAセンターと協力関係にあるトランセンという学生から社会人のトランジション(移行)を支援するNPOの代表をしているラウラさんをはじめとする5名のスタッフに加え、遠隔でセンターの仕事をされているナンシーさんとバーバラさんともビデオをつないでセンターの機能や各スタッフが担当している仕事の内容についてお話をうかがうことができました。
曽田さんとアメリカの方が握手を交わす様子
伺った内容はどれも興味深く、日本で障害者差別解消法をきちんと根付かせていくための多くのヒントを得ることができました。
そして、なにより感動したのが、話の内容もさることながら、ADAセンターのみなさんが私たち日本メンバーを心から歓迎してくださったことです。
所長のカレンさんの提案で今日のためにADAセンターの入り口に上げているアメリカ国旗に日本の国旗も上げてくださっていたりなど、細部にわたる心遣いに思わず涙が出そうになりました。
たくさんの質問に対してもとても丁寧に答えてくださり、実り多いADAセンター訪問となりました。

<おまけ>
ユースはこの日で全体としての日程は終了となるため、夜はシニア組がとっている部屋を借りて打ち上げを行いました。外で大雨が降っていたこともあり、雨が落ち着いた深夜までお酒を酌み交わしながらユース同士、絆を深めることができました。このつながりを今後の運動に生かしていけるよう、ともに頑張っていきたいと思います!
打ち上げで笑顔の集合写真

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