障害のある人もない人も同じように暮らせる社会へ

【報告】国際協力機構(JICA)事業「アフリカ地域 障害者のエンパワメントを通じた自立生活促進」研修 in Japan

2019年09月10日 国際協力/海外活動

DPI日本会議は、国際協力機構(JICA)事業「アフリカ地域 障害者のエンパワメントを通じた自立生活促進」研修を8月19日(月)から行っております。
アフリカ9ヶ国(マラウイ、スーダン、ジンバブエ、ベナン、ナイジェリア、セネガル、エジプト、南アフリカ共和国、エスワティニ)から障害者リーダー10名が来日して研修を受けました。

障害者の地域生活やアクセシビリティー、権利擁護、国際協力など、様々な分野で活躍している講師の方からお話頂き、障害当事者としての体験談や日本の制度、取り組みを学びました。

■講義の様子

熊谷晋一郎さんの講義を聞く研修員 ヒューマンケア協会3階で講義を受ける皆さん

講義で話す中西正司DPI常任委員 講義をする佐藤聡事務局長 講義をする中西由起子副議長 講義をする今西正義DPIバリアフリー顧問 「ロ」の字になって研修員の皆さんで討議している様子

実際に研修で学んだことを直接見る為にアクセシビリティーチェック、実際に地域で自立生活をしている重度の障害者の家を見て、どのように地域生活を送っているか学びました。
TICADサイドイベントも開催し、自国の状況の報告をしました。

■TICから渋谷までバスに乗って、アクセシビリティーチェック

車いすユーザーがアクセシブルなバスのスロープに乗る様子

■TICADサイドイベントで報告を行いました

渋谷の街の坂道を散策する皆さん

■自立生活センターSTEPえどがわ訪問。ダンサナクセイバーと記念写真

ダンサナクセイバーと楽しく集合写真


研修会場で集合写真

またオリンピック・パラリンピックのイベントで浴衣を着たり、バスツアーで浅草に行ったりするなど、みなさん、日本での時間を楽しんでいただけたようでした。

日本での研修最終日は、自国に戻ってからの活動計画(アクションプラン)の報告会を行いました。10年目標、3年目標と期間を設定し、自国に戻ってから具体的に何をするか、研修員が報告をしました。

アクションプランの討議の様子

自立生活センターを設立する。障害者を雇用し、エンパワメントをする。パーソナルアシスタント制度をつくり、介助派遣制度の仕組みを作る。ピアカウンセリングを行う。障害者が地域で生活できるように、働くことができるよう職場の整備をする。建物や交通機関のアクセシビリティーの改善を進めるなど、様々な活動計画が提案されました。

今週からは1週間タイに渡っての研修となります。タイの自立生活センターへ行って話を聞き、どのように障害者が地域で自立生活をしているのかを学びます。
日本とは違う環境で、日本で学んだことをさらに深めます。

各国の国旗を背にして、日本研修終了の集合写真

タイの報告はまたしますので、お楽しみに。

○研修員紹介

研修員のフローリィさんの紹介をします!

フローリィさんの顔写真

■名前:Ms.SIMELA Mamokete Flory(フローリィ)
■所属:南アフリカ障害者センター協議会
■障害:慢性関節リュウマチ
南アフリカ障害者センター協議会では、障害者の権利擁護活動を行っています。また、農作物を育てたり、パソコンなどを教えたり、面白いのはメディア関係の仕事、演者やカメラマンなどそういった仕事についても、教えているとの事でした。自分の国で苦労していることは、特に田舎の地域では、交通機関の環境が整っていなくて、近くの交通機関に行くまでも遠い。さらにバリアフリーではないので、駅にたどり着いたとしても、そこはバリアフルで車いすは利用できない、車いす利用者はとても大変だということでした。タクシーも乗車拒否をされることもあるとのことでした。

研修時に発言するフローリィさん

日本で驚いたことは、交通機関が整備されていて、道に敷かれている点字ブロックやエレベーターの音声案内を見て、驚いたとの事でした。電車はバスなども非常に便利でした。この研修を通じて学んだことは、障害者の自立生活の重要性を学びました。また障害者の自立生活には介助者は必要不可欠です。
家族に頼って自宅で生活をしていても、家族が亡くなったり、家族の機嫌で介助が左右されるのはダメなので、介助制度は作って障害者が地域生活していけるようにしてきたいということでした。

髪型も毎日違うおしゃれなフローリィさん

髪型も毎日違うおしゃれなフローリィさん

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