障害のある人もない人も同じように暮らせる社会へ

11/28(水)緊急集会「安楽死・尊厳死の問題点と介助者確保について」

2018年11月16日 イベント尊厳生

11月28日(水)11:00~13:30 参加費無料

一部の報道では、8月末から与党の一部で尊厳死法制化の案を練り直し、早ければ来年の通常国会への法案提出を目指す動きがあるとされています。

また、従来の案はリビングウィル(事前指示書)の法制化を目指す内容でしたが、今回はAdvance Care Planning(ACP)を中心に議論されているとも報じられています。

ACPとは、患者、家族、多職種による継続的な対話を通じた合意形成のことです。

さまざまな意見を聞きながら、患者が意思決定を行い、しかも患者の意思の変化にも対応できるということで、ACPは肯定的に捉えられることが多いようです。

たとえば、ALS患者が人工呼吸器を装着するか否かも、意思決定プロセスが重視されてきました。

しかし、介護保障に関する情報が十分に提供されないまま、対話が積み上げられていくことは、非常に危険です。

療養体制が整えられないがために、気管切開と呼吸器装着という患者本人の希望は「不可能」ということで合意が形成されてしまう、みんなで積み上げた合意を患者本人が覆すことが困難である、など多くの問題が指摘されています。

これまで尊厳死法制化の波は何度か押し寄せ、そのたびに私たちは声を挙げてきました。

しかし、検討の内容がリビングウィルからACPへと一歩進んだことで、一定の評価はできるものの、患者の自己決定権がどう扱われるのかがはっきりせず、危機感を抱いています。

そこで、今回は、有識者をお招きしてご講演いただくとともに、会場の参加者とも意見を交換しながら、この問題について考えていきたいと思います。

●日時:11月28日(水)11:00~13:30(受付開始10:30)
●場所:憲政記念館1階会議室(東京都千代田区永田町1-1-1)
●内容:

1「安楽死・尊厳死をめぐる言説のからくり ―『人のいのちを守る』生命倫理へ―」
安藤泰至氏(鳥取大学医学部保健学科准教授)

2「障害者のACP ―ALS患者として医師としての立場から―」
竹田主子氏(医師、ALS患者)

3「問題提起 ACPによる治療停止と呼吸器外し」

4会場からの声

●参加費:無料

●情報保障:要約筆記をご用意しています。それ以外の情報保障については、お問い合わせ先にお申し出ください。

●お申し込み方法

下記お申込みフォームに入力をお願いします(Googleアカウントは必要ありません)。
または、チラシ2ページ目のFAX返信用紙にご記入のうえご送付ください。

お申込みはこちら

◇お問い合わせ

特定非営利活動法人日本せきずい基金(担当・池田)
090-4178-4723 / acting_is_fun@hotmail.com

◇主催

全国脊髄損傷者連合会、ALS/MNDサポートセンターさくら会、DPI日本会議・尊厳生部会、全国自立生活センター協議会、全国頸髄損傷者連絡会

緊急集会チラシ(PDF)


◯講演者プロフィール

1.安藤 泰至 (あんどう・やすのり)

1961年生まれ
1983年 京都大学文学部哲学科卒業
1985年 京都大学大学院文学研究科(宗教学専攻)修士課程修了
1987年 京都大学大学院文学研究科(宗教学専攻)博士後期課程2年次単位取得
米子工業高等専門学校講師、助教授を経て
1996年 鳥取大学医学部医学科講師(医療システム学講座)
2000年 鳥取大学医学部保健学科助教授(基礎看護学講座)
(2007年に准教授に名称変更、~現在)
2006年 米国ヴァージニア大学実践倫理研究所フェロー、宗教学科客員研究員(~2007年)
2014年 日本学術会議・連携会員(~現在)

専門は生命倫理・死生学・宗教学
著書(編著)に『「いのちの思想」を掘り起こす』(岩波書店)、『シリーズ生命倫理学4 終末期医療』(丸善出版、高橋都との共編)、著書(共著)に『宗教と生命』(角川書店)、『〈いのち〉はいかに語りうるか(学術会議叢書24)』(日本学術協力財団)、訳書に『死と来世の系譜』(時事通信社)、『生命倫理学と障害学の対話』(生活書院、児玉真美との共訳)など。日本医学哲学・倫理学会奨励賞(2002年)、鳥取大学医学部教育功績賞(2012年)、鳥取大学研究業績表彰(2013年)を受賞。

2.竹田 主子 (たけだ・きみこ)

1996年 信州大学医学部卒業
内科医師
東京大学医学部附属病院、東京都老人医療センター(現・地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター)、国家公務員共済組合連合会三宿病院、横浜総合病院などに勤務
1999年 アメリカテキサス州ヒューストンBaylor医科大学留学臨床研究員(~2003年)
2012年 ALS発症
2018年 東京メディカルラボ代表(~現在)

 

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